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派遣スタッフの声
中塚 順子 (イエメン・ラゼー/アルタル 臨床検査技師)
今回の派遣
派遣期間:2008年3月~2008年5月
派遣国・プログラム地域:イエメン・ラゼー/アルタル
ポジション:臨床検査技師
1.なぜMSFの海外派遣に参加したのですか?

インターナショナルな環境で、インターナショナルなチームの中で働いてみたかったため。一度活動してみると大変なことが多かったですが、得たことも多く、世界が広がったような気がしました。
2.今までどのような仕事をしていたのですか? また、どのような経験が海外派遣で活かせましたか?
地方の検診センターの中の検査室勤務でした。以前参加した青年海外協力隊での経験から、再び海外での活動を目指すことになったのですが、このときの経験が間接的に役に立っているようです。やはり政府の活動とNGOでは随分違いますね。
3.今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?また、具体的にどのような業務をしていたのですか?
今回は初めて、2ヵ月間という短期の、調査のための派遣でした。本来はイエメン内の3つのプログラムを回る予定でしたが、治安上の理由から2ヵ所になりました。1ヵ所目では調査を、2ヵ所目では病院の設立に伴う検査室の立ち上げ(設置、リクルート、トレーニングなど)を行ってきました。
4.週末や休暇はどのように過ごしましたか?
イエメンはイスラム教国なので、木曜と金曜が週末に当たりますが、地方部でのプログラムでは金曜日だけが休日になります。プログラムが立ち上がったばかりということと、治安上の理由から、ほとんど家で、しかも活動に関することをしていました。もちろん普段よりはだらだらとして、庭でお茶を飲みつつ、日陰でコンピューターを使っていましたが。金曜日の午後には、事務局の近くにある))美術館と街中を見てきましたが、そのときだけでしたよ。
5.現地での住居環境についておしえてください。
こじんまりとしたイスラム様式の家でした。2ヵ所とも事務所兼用の宿舎なので便利でしたが、仕事に際限がないのが玉に瑕でした・・・「マフラージュ」と呼ばれるイスラム様式の居間では食事をしたり、あるいは皆と喋ったりと、とても素敵な空間でした。ラゼーでの宿舎では、朝食、昼食が屋上で食べられました。眺めは最高、お気に入りの場所でした。しかし、短期の派遣で、しかもプログラム間を移動していたために相部屋状態が続き、2ヵ月間ほとんど荷物はリュックの中から出せずじまいでした。自分の空間がないというのはなかなか疲れるものです。
6.良かったこと・辛かったこと
今回は外国人派遣スタッフの国籍に偏りがあり、会話の面で厳しかったです。もちろん、たくさんの人との出会いはいつにも増して恵まれました。スタッフにも今回も恵まれました。治安上の理由から、連絡を取れないままに帰国してきたのが残念です。
検査技師は割と治安の安定した国に派遣されるため、地雷、ミサイル、カラシニコフなどを目にするのは4度目の派遣にして初めての体験でした。割と衝撃的でした・・・。2ヵ月という短期の派遣も始めてだったのですが、やることが期間に対して多かったこともあり少々の延長を考えていました。それが果たせないばかりか、安全措置のために少し早目に帰国しなければならなかったので消化不良な感じはあります。
7.派遣期間を終えて帰国後は?
将来の自己投資のために、集中して英語の勉強をします、考えただけでもきついですが・・・。ここ何年かは、この時期はいつもMSFの活動で海外にいたので、日本のこの季節を楽しみたいと思います。
8.今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス
楽しいことばかりではないけれど、得るものは多いですよ。しかし、海外で活動するには自己主張をしなくてはいけない、けれど日本に帰ってくるとそれが人目に付くというジレンマです。オン、オフの切り替えが大切かも・・・。派遣への参加を続けるのも一手ですが、将来のステップとして考えてみてはいかがでしょうか? 好奇心のある人にはうってつけだと思いますよ。
MSF派遣歴
- 派遣期間:2005年2月~2006年3月
- 派遣国・プログラム地域:リベリア・モンロビア
- ポジション:臨床検査技師
- 派遣期間:2006年5月~2006年11月
- 派遣国・プログラム地域:スーダン・アクエム
- ポジション:臨床検査技師
- 派遣期間:2007年4月~2007年11月
- 派遣国・プログラム地域:ケニア・ホマベイ
- ポジション:臨床検査技師
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