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サイトトップ > 証言 > 「もう会えないと思っていた。本当にお前なのか?」

「もう会えないと思っていた。本当にお前なのか?」

(2009.10.27)

武装勢力に4ヵ月間捕らえられていた息子アントワン*(16歳)の衰弱した体を確かめながら、ルイス*(54歳)は涙を流す。
「私の息子だ。神様、感謝します。また会えて本当によかった。神様、ありがとう」

ニアンガラ北部にある村でアントワンが拉致され、ルイスの悪夢が始まったのは、5月のことだった。
「朝9時ごろ、武装した男たちが突然家の中に入ってきました。彼らは私たち全員を地面に伏せさせ、私の服、ケース、ラジオを奪うと、2人の子どもを連れ去りました」

続いてアントワンが話す。
「彼らは僕らを地面に座らせ、僕らの額、心臓、それから背中と足に魔法のオイルを塗った。そのオイルを塗ると彼らのことが好きになって、逃げたり、家族を探したりしようと思わなくなるんだ。でも僕には効かなかった。すぐにオイルをすぐに拭ったからね」

「彼らは僕に仕事を言いつけた。僕は日中、彼らの服の洗濯や他の仕事をした。会話は禁じられていて、しゃべると鞭などで打たれた。彼らは何度も何度も僕らを打った」

アントワンは回想し、鞭やなたで打たれた傷跡を見せた。
「食事は夜だけ。なのに一日中歩かされるんだ。毎日毎日、素足のままで」

ある日の夕方、敵の兵士が近づいているという情報が武装勢力の耳に入った。彼らはアントワンに木に登って、敵がいるかどうか偵察するように命じた。

「敵はまだかなり遠かった。近くには道があったから、僕は木を滑り降りて、逃げたんだ。夜通し歩いて、朝の5時にこの村にたどり着いた。もう彼らから遠く離れた」

アントワンの父親に続いて、兄弟、従兄弟、おじがやってきて、アントワンを取り囲んだ。皆、死んだとあきらめていたアントワンを見つめた。祝いの印にと、ルイスが胴上げを呼びかけた。

「日夜息子のことを案じて、こんなに痩せました」とルイスは話す。
彼は行方不明の次男も、こうして戻ってきてくれることに一縷の望みをかけている。

*関係者の安全保護のため、仮名を使用しています。

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