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地滑りで10人が死亡、数百人を脅かす新たな地滑りの危険

(2009.2.20)

2月4日、コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州マシシ地区で、地滑りが発生して避難民キャンプを直撃し、8人の死者を出した。犠牲者の大半は幼い子どもであったが、十代の若者2人も命を落とした。

ほんの数日前にも、子ども2人が地滑りの犠牲となっていた。

土石流は、人命を奪っただけでなく、キャンプで暮らす4500人の避難民の一部が生活する小屋を破壊した。被災した家庭は、所持品のほとんどを失ってしまった。

国境なき医師団(MSF)は、この災害発生を受けて直ちにキャンプに赴き、緊急治療を行うため、負傷者5人を自ら運営するマシシ病院に搬送した。また、心理療法士の1人が被災した家族と面会し、心理的支援を提供している。

地滑りに襲われたキリマニ・キャンプは、マシシ地区の中心部に位置している。当初、キャンプで暮らす避難民の数は2千人であったが、この2年間に戦闘が激化し、治安が悪化したことを受けて、現在その数はおよそ3倍近くにまで増えている。避難民の大半はぬかるんだ丘の斜面に建てた小屋で生活している。

マシシにおけるMSFのチームは、病院および診療所で活動するほか、周辺地域で移動診療も行っている。またこの数ヵ月で、緊急に必要とされていた給水所をキリマニ・キャンプ内に設置した。しかし今も、豪雨によってキャンプ内で再度地滑りが発生し、死者が出る可能性がある。北キブ州における内戦によってすでに避難民となっている何百人もの人びとは、現在、新たな地滑りの発生におびえながら暮らしている。

国境なき医師団(MSF)は現在、コンゴ東部における内戦の中心地域であるマシシで、継続的に活動を行っている唯一の人道援助団体である。マシシでは90人近くの現地スタッフと11人の外国人派遣スタッフが活動している。

MSF International