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MSFチーム、激戦によって一時退避と再派遣を余儀なくされる

(2008.9.17)

国境なき医師団(MSF)は、8月28日に勃発したコンゴ民主共和国(DRC)北キブ州における激しい戦闘のため、9月初旬に一部の地域からチームを退避させ、他の地域に配置することを余儀なくされた。これまでほぼ不断の戦闘に苦しんできた北キブ州の人びとは、再び戦火に見舞われることになった。MSFは戦闘の深刻な増加を目の当たりにしている。戦闘はもはや些細な小競り合いではなく、重火器によるものが続いている。国連は平和維持部隊である国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)の兵士1万4000人を北キブ州へ派遣していたが、平和の維持はできなかった。

MSFのチームはニャンザレおよびカビゾから完全に退避し、また、ルチュル病院からは、負傷者や緊急例を治療する医療チーム、外科チームを除くチームが一時退避した。ムウェソでは、最前線に近いことからチームの常駐が不可能となり、24時間看護が必要な55人の患者をキチャンガの病院へ移送した。MSFは今後もキチャンガ、ムウェソ、マシシ、ルチュルでの援助を継続する。

人道的状況は非常に憂慮すべきものである。戦闘によって多くの人びとが避難し、3日間でカチロからブタレにかけてのキャンプで暮らす約25万人がこの地域の村民とともに避難した。数千人が北方のカイナ、カニャバヨンガや更に遠くへ避難した。 MSFはこれらの地域の状況を調査するため、ブテンボへチームを再び派遣した。カチュガやムウェソ地域へも数千人が避難した。コレラなどの感染症の発生を防ぐため、MSFは可能な限り医療ケアやその他の援助を増やしていくが、戦闘によって孤立した地域へ避難した人びとについては、その安否が非常に心配される。

MSF International