2008年12月、わずか5日の間に合計533人の難民・移民が超満員で危険な密航業者の船でソマリア北部からアデン湾を渡り、イエメンに到着した。これらの航海で少なくとも28人が命を落とした。
密航業者の船にすし詰め状態でソマリア北部からの2日間の危険な旅を生き延び、イエメンのアワルにある国連の難民施設に到着したソマリアとエチオピアからの難民・移民の集団。国境なき医師団(MSF)は、生存者のうち475人を5日間にわたって治療した。ナイフによる傷を負っている人たちもいた。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
戦争で荒廃した首都モガディシオを逃れ、アデン湾を渡ってイエメンに着いたソマリア出身の兄弟2人と、話を聞くMSFの人道問題担当者。イエメン南部の海岸には、超満員の乗客を乗せた船が日常的に到着する。乗客の大多数はソマリア国内の戦争と迫害から逃れてきたソマリア人である。密航業者が乗客に対して暴力をふるい、虐待を加えることも多い。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
アワルの診療所でMSFの心理カウンセラーとの面談を待つ2人のソマリア人女性難民。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
MSFの心理カウンセラーとの面談を待つソマリア人難民。この女性によると、密航業者は船上で乗客を殴ったという。彼女はやっとの思いで海岸にたどり着いたが、そのとき腕にけがをした。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
ソマリアを脱出するため密航業者の船で2日間過ごしたあと、アワルの国連難民施設で休息する77才のモガディシオ出身のソマリア人男性。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
姉の子どもを背負い、海岸で姉の行方を探す20才のエチオピア人女性。姉妹と子どもはソマリアのボサソから来たが、沖合で海に飛び込むよう強要され、そのとき離れ離れになった。子どもの母親は漁民によって7時間後に発見され、奇跡的に無事だった。
2008年、イエメンⓒ Jiro Ose
海中での7時間を生き延びたあと、アワルの海岸でMSFの医療スタッフの治療を受ける24才のエチオピア人女性。密航業者に船から海中に飛び込むよう強要され、1才半の子どもと妹と離れ離れになった。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
ソマリア北部からアデン湾を渡り、生き延びた男性を治療するMSFの医療スタッフ。
Yemen 2008年、イエメンⓒ Jiro Ose
イエメンのアワルにあるMSF診療所で診察を受ける24才のソマリア人男性。戦争で荒廃した祖国を逃れ、2日間にわたる危険な旅を生き延びた。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
アワルの国連難民施設で眠る、疲れ切ったソマリア人難民の集団。数時間前に、イエメン南部の海岸に着いたところである。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
イエメン南部に到着したソマリア人難民の子どもが救援を待つ。ソマリア北部から114人の同乗者とともに45時間の超満員で危険な船旅を経て、12月5日に到着した。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
12月5日、重度の脱水症状に陥っているソマリア人難民が治療を受けている。同じ船に乗り合わせた114人の乗客の数人は、船が岸に近づいた時、密航業者に船から海中に飛び降りるよう強要され、鉄の棒で殴られたと語った。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
12月5日、イエメン南部治療を受ける、重度の脱水症状のソマリア人難民。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
道路脇で援助を待つ、ソマリア人難民ら。超満員で危険な密航業者の船で、12月5日にイエメン南部に来た。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF
MSFからの援助を受ける、疲れ果てた19才のソマリア人男性。112月に入って最初の5日間に合計533人が到着した。
2008年、イエメンⓒ Michael Goldfarb/MSF















