ナイジェリア:ポートハーコートで暴動による負傷者を治療

2009年10月22日掲載

ナイジェリア

国境なき医師団(MSF)の医療チームは10月12日、ポートハーコート市ブンドゥ・アマ臨海地区の住居取り壊しに抗議するデモ活動で負傷したとみられる患者らの診療にあたった。


ポートハーコート市テメ病院の入院病棟の様子(2007年4月撮影)。
ポートハーコート市テメ病院の入院病棟の様子
(2007年4月撮影)。

MSFチームは、市の中心にあるテメ病院で、ブンドゥ・アマのデモでの負傷者をこれまでのところ9人治療している。負傷はすべて銃創である。負傷者は、骨折だけでなく腹部や胸部に傷を負い、うち2人は直ちに外科処置を行う必要があった。

ポートハーコートにおけるMSFプログラム責任者、バーバラ・フレデリックは語る。
「医療施設として、私たちがまず優先するのは患者の治療です。必要とあれば、さらなる医療支援を提供する用意があります」

独立、公平、中立を活動の原則とするMSFは、1996年以来、ナイジェリアで継続的に活動。現在、国内4州で医療を提供している。2005年10月からは、州都ポートハーコートにある70床のテメ病院で心的外傷(トラウマ)センターを支援している。2008年、MSFはテメ病院救急処置室で9300人以上の治療にあたり、3000件以上の手術を行った。