
アンゴラ:コンゴ人移民の国外追放に際する軍の虐待行為を非難する
2007年12月06日掲載
アンゴラ北部のルンダ・ノルチ州において、ダイヤモンド鉱山で働くコンゴ民主共和国(DRC)移民の追放に際して、アンゴラ軍が広範囲にわたり組織的にレイプや暴力行為を行っている。国境なき医師団(MSF)は、この行為を強く非難する。
MSFチームは、10月にアンゴラと国境を接するDRCの西カサイ州に到着し、性的暴力の犠牲者たちに医療を提供している。チームはまた、アンゴラ軍が集団的なレイプや虐待を広範囲に行っていることを明らかにする100人の証言を集めた。
MSFの活動統括責任者、メイニー・ニコライは語る。「夜になると、アンゴラ軍兵士が辺りを包囲します。逃げることができる男性たちは逃げますが、逃げられない人は不潔な仮設刑務所に、女性や子どもたちと一緒に閉じ込められます。複数の兵士が女性を、時には子どもたちの前で組織的にレイプします。この嫌悪すべき慣行が数日以上にわたって繰り返され、その後彼らは国境まで運ばれるのです。」
アンゴラから国外追放された人びとは、勾留中や国外追放の際に、水も食糧も与えられなかったと語る。さらに大部分の人びとが肛門や女性器を検査され、ダイヤモンドを隠していないかと排泄物まで調べられたと報告している。
極度の疲労や虐待のために死に至ったという証言もある。男性は殴打され、労働や軍への入隊を強制され、あるいは恣意的に処刑されている。
国連によれば、2007年1月以来、既に4万4千人がアンゴラのこのダイヤモンドが豊富な地域からDRCへと国外追放されている。アンゴラ北部には推定40万のコンゴ人が暮らしている。ニコライは説明する。「毎日何人が国境を超えているか把握するのは困難です。アンゴラとDRCの国境は2000km以上の長さがあり、国境を越えることができる場所も無数にあるのです。」
ニコライは訴える。「被害に遭った女性たちの名にかけて、MSFにはこれらの深刻な虐待行為を非難する義務があります。MSFは既に2004年に、コンゴ人に対して同様の虐待が行われていることを証言しています。悲しいことに、現在でも何も変わっていないことは明らかです。」
100人の証言から10件を抜粋した報告書はこちら
(和文、PDF形式)
