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146件のニュースが該当しました

2010年9月2日

ホンジュラス:デング熱の流行に対応

2010年に入り、ホンジュラスでデング熱の症例が脅威的に増加していることを受けて、国境なき医師団(MSF)は、中米に位置する、この国の首都テグシガルパで緊急援助活動を開始した。テグシガルパは、症例の大多数が報告された場所である。MSFは地...

2010年8月27日

ソマリア:モガディシオで戦闘が激化、3日間で127人の負傷者を治療

首都モガディシオの戦闘が激化して3日目の8月25日、デイニール病院には、依然として負傷者が運び込まれ続けている。 ソマリア人外科医が合流予定、医療物資の追加発送も準備 国境なき医師団(MSF)の医療チームは、デイニール病院で8月23日月...

2010年8月27日

パキスタン:洪水被害への対応を拡充するも、依然山積する課題

国境なき医師団(MSF)が、パキスタンに甚大な被害をもたらした洪水への対応を開始してから4週間以上が経過した。被災地での活動を引き続き拡充する一方で、洪水のために孤立し、生存に欠かせない援助を受けられないままの数千人の人びとがいる地域にも援...

2010年8月27日

スーダン:南部で発生したカラアザール流行を受け活動拠点を増加

国境なき医師団(MSF)は、スーダン南部でカラアザール(内臓リーシュマニア症)に感染した患者が急増していることを受けて、対応能力を拡大するためにジョングレイ州のパギルに活動拠点を増やした。 過去数年間よりも事態はさらに深刻となる見込み ...

2010年8月20日

インド:マラリアが急増するムンバイで援助活動を実施

国境なき医師団(MSF)は、インドのムンバイでマラリア患者が急増しているのを受けて、現在、ムンバイの保健当局のマラリア対策を支援する活動を実施している。 マラリア感染者が著しく増加 すでにムンバイにおけるHIV治療プログラムで活動してい...

2010年8月20日

パキスタン:清潔な水が戻った町

スワート渓谷は、かつて「パキスタンのスイス」として知られ、家族が山で週末の散策と美しい河岸でピクニックを楽しんでいた場所である。2008年に民兵とパキスタン軍の間で起こった紛争以来、この地域では依然として緊迫した状態が続き、暴力に満ちたもの...

2010年8月19日

パキスタン:最善を尽くし、最悪の事態に備える

人びとを突然襲うような災害が起きた直後、死者や負傷者といった直接的な被害に続いて、その他の健康上の危機が生じる場合が多い。また、これらの危機は、困難な生活環境、衛生状態の悪化、清潔な水の不足、基礎的な医療を受ける機会が制限されることなどに関...

2010年8月18日

スーダン:MSFの活動状況 -2010年8月現在-

スーダン北部 暫定統治地域 スーダン南部 スーダン北部 ゲダレフ州 国境なき医師団(MSF)は2010年1月、スーダン保健省と協同して、サシチョウバエに刺されることで感染する寄生虫病カラアザール(内臓リーシュマ...

2010年8月13日

パキスタン:援助格差を懸念し、救援物資の配布を拡大(8月11日現在)

パキスタンが最初の洪水に見舞われてから2週間が経過したいまも、依然として数百万人が非常に困難な状況で生活をしている。国境なき医師団(MSF)は、カイバル・パクトゥンクワ州(旧北西辺境州)とバルチスタン州での活動を拡大・強化し、医療ケア、清潔...

2010年8月13日

キルギス:南部での暴動被害者を治療(8月9日現在)

キルギス南部で緊張状態が続く中、国境なき医師団(MSF)は、オシ市、ジャララバード市、バザール・コルゴン市において、暴動の被害者に医療ケアと援助を行っている。MSFは、まず住民の緊急の医療ニーズに対応する方針で、恐怖心から居住区の外に出ら...

2010年8月12日

シエラレオネ:安全な出産のための待機所

大半の女性にとって当然のこととされている産科診療と産前・産後ケアが、シエラレオネの多くの女性には、ほとんど想像がつかない。世界で最も貧しい国の一つであるシエラレオネでは、助産師、産婦人科医、医薬品が不足し、女性が診療所で子どもを産むことの...

2010年8月12日

インド:ジャンムー・カシミール州で発生した鉄砲水の被害者に対応

国境なき医師団(MSF)は、最もひどい被害を受けたレー県および周辺地域の村々に対して緊急で必要とされる医療人道援助を行っている。MSFは、最も弱い立場にある人びと2000世帯に、避難テント、調理および衛生用品キットを配布した。このキットに...

2010年8月11日

パキスタン:新たに水位が上昇、援助に遅れが生じる(8月8日現在)

パキスタンの新たな地域が洪水の被害を受けるにつれ、最初に被害を受けた地域では、水位が上昇している。カイバル・パクトゥンクワ州(旧北西辺境州)とバルチスタン州では、継続的に、時には激しい雨が降り、医療人道援助活動に大きな支障が出ている。国境...

2010年8月10日

パキスタン:さらなる降雨も予想される中、活動と調査を引き続き拡大(8月6日現在)

一部の地域では水が引いてきているものの、避難した人びとのニーズは増大してきており、ますます急を要するものとなってきている。 被災者のニーズの把握が非常に困難 国境なき医師団(MSF)は、飲料水や基礎的な救援物資の配給、医療の提供に重点を...

2010年8月9日

スーダン:医療援助の一部中断を受け、医療活動の尊重を要求

スーダン南部、ジョングレイ州の遠隔地にある診療所の一つで、安全にかかわる事件が3度にわたり発生したことを受け、国境なき医師団(MSF)によるグムルクでの活動はすべて休止に追い込まれた。なお、ジョングレイ州を含め、スーダン国内にある他のMS...

2010年8月6日

パキスタン:洪水被災地全域で調査と援助を拡大(8月5日現在)

公的発表によると、現在300万人が直接洪水の被害を受け、死者は1500人以上にのぼると報じられている。近日中にさらに降雨量が増えると予測されており、新たな洪水と、これまで洪水被害を免れてきた地域への影響が懸念される。しかし、当初被災した地...

2010年8月5日

ソマリア:モガディシオで続く戦闘に耐え忍ぶ民間人

ソマリアの首都モガディシオでは、依然として激しい紛争が続いているが、民間人の中でその最たる被害者は女性と幼児であり、また重傷を負う場合が多い。国境なき医師団(MSF)は、首都近郊のデイニール病院を運営し、そこで集めた医療データは、2010...

2010年8月3日

パキスタン:洪水被災者への支援を拡大

7月末から8月初めにかけての週末に、国境なき医師団(MSF)はパキスタンでの大洪水の被災者に何が必要か、複数の調査を実施した。同国における過去80年間で最悪とされる洪水に直面した人びとのニーズを探る調査である。これを受けてMSFは、清潔な水...

2010年8月3日

パキスタン:大洪水により40万人以上が被災

7月最終週から続いた激しい降雨による大規模な洪水で、パキスタン北西部に住む40万人が直接的な被害を受けている。家屋やインフラも広範囲にわたって破壊された。国境なき医師団(MSF)は現在、現地で実施している活動をこの緊急事態に対応させるため...

2010年7月30日

ハイチ:震災後6ヵ月、いまなお100万人がテントに

大地震がもたらした救援活動における問題 病院が崩壊したため、道端で治療を受けている患者。 都市に密集して暮らす貧しい人びとに、ハイチ大地震が与えたダメージはあまりに大きく、救援活動のあらゆるレベルに大規模で複雑な問題をもたらした。国境なき...

2010年7月30日

ハイチ: 活動地・分野別の概況(2010年5月31日現在)

外科治療、術後ケア(病院・医療施設別) 術後ケア(術後ケア専門施設) 一次医療(病院・医...

2010年7月22日

コンゴ民主共和国:タンクローリー爆発による被害者の治療支援を継続

国境なき医師団(MSF)は、今月初めにコンゴ民主共和国(以下、「コンゴ」)南キブ州サンジュ村で起きたタンクローリーの横転・爆発事故を受けて、州内にある病院数ヵ所でやけど患者の治療を続けている。コンゴ保健省からの最新データによると、亡くなっ...

2010年7月21日

ナイジェリア:ザムファラ州で発生した鉛中毒の続報

2010年初め、ナイジェリア北西部ザムファラ州の村々では、子どもと成人の鉛中毒が確認された。6月初旬から国境なき医師団(MSF)は、州保健局とともに5歳未満児への緊急治療を行っている。彼らが最も中毒の影響を受けやすいからである。鉛中毒は、...

2010年7月14日

アフガニスタン:ヘルマンド州、ブースト州立病院の小児医療を改善

2009年11月、国境なき医師団(MSF)は、ヘルマンド州の州都ラシュカルガ近郊にあるブースト州立病院への支援を開始した。同病院では産科、外科、小児科などの全診療科を合わせて、週におよそ300人の新規患者を受け入れているが、この数ヵ月間で...

2010年7月14日

アフガニスタン:ヘルマンド州における救急医療を強化

ヘルマンド州に住む100万人の人びとは、連合軍・アフガニスタン国軍と、さまざまな反政府勢力との間で続く戦闘に苦しんでいる。国境なき医師団(MSF)は2009年11月以来、ヘルマンド州の州都ラシュカルガにあるブースト病院を支援しているが、現...

2010年7月13日

スーダン:南部ジョングレイ州での衝突による負傷者を治療

ジョングレイ州レクウォンゴルでは、6月27日から牛の略奪を目的とした襲撃が起こり、国境なき医師団(MSF)は暴力によって負傷した男性患者5人を治療した。負傷者の年齢は2歳から30歳にわたっていた。 人びとの間では、依然として恐怖が続く...

2010年7月12日

ブラジル:アラゴアス州での洪水被害に対応

今年6月、ブラジル北部のアラゴアス州とペルナンブコ州は大洪水に見舞われ、何千軒もの家屋が完全に破壊された。最も被害が大きかったのは、ブランキーニャ、サンタナ・ド・ムンダウ、ウニアオ・ドス・パルマレス、ムリシの4地域である。中には全住民が被...

2010年7月9日

髄膜炎:WHOが新しい低価格のA型髄膜炎ワクチンの効果を承認

世界保健機関(WHO)は6月、新しい低価格のA型髄膜炎ワクチンが安全で効果的であることを正式に承認した。サハラ以南アフリカ地域の髄膜炎が流行する「髄膜炎ベルト」と呼ばれる地帯で、髄膜炎に感染する恐れのある4億3000万人をこの病気から救う効...

2010年7月8日

ニジェール:繰り返される栄養危機への対応

ニジェールの人びとは、またもや厳しい食糧難に直面している。2009年は降雨量が異常に多かったため、作物の収穫に大きな影響が出た。今年の初めには食糧危機の最初の兆候が見られ、備蓄食糧が例年よりも早く底をつき、各地の村から大勢の若者が、仕事を探...

2010年7月8日

アフリカ睡眠病:収束の目処は立ったのか?

2010年6月、世界保健機関(WHO)は、アフリカ睡眠病(アフリカ・トリパノソーマ症)の新症例数が50年来初めて1万件を切ったと発表した。報告によると、2004年の症例数は1万7600件だったのに対し、昨年の症例数は9877件だったという。...

2010年7月7日

ソマリア:モガディシオで23人の女性と子どもが爆発により負傷(7月4日時点)

ソマリアの首都モガディシオで再び戦闘が激化する中、国境なき医師団(MSF)は、爆発により、けがをした42人を、現地時間7月1日木曜日から2日金曜日にかけて近隣のデイニール病院に受け入れた。病院の救急処置室で手当てを受けた42人のうち、23...

2010年7月7日

コンゴ民主共和国:タンクローリー事故による負傷者治療を支援

7月2日金曜日の夜、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)のサンジュ村付近で、タンクローリー1台が横転・爆発し、死傷者が出た。国境なき医師団(MSF)はこれを受け、コンゴ東部ウビラにある病院を支援している。 横転事故の負傷者治療に迅速に対応 ...

2010年7月6日

ニジェール:地域社会と連携して栄養失調対策に取り組む

ナイジェリアとの国境にほど近いマガリアの町にある集中(入院)栄養治療センター(ITFC)は、受け入れ数の限界に近づいている。現在、240人の子どもが入院しているが、国境なき医師団(MSF)のニジェールにおける医療コーディネーター、クロード...

2010年6月25日

キルギス:南部で医療人道援助を拡大

キルギス南部オシ市とジャララバート市で起こった住民間の衝突により、現地では依然として緊迫した状況が続いている。この暴動によって6月10日以来、数百人が亡くなった。国境なき医師団(MSF)は、現地で被害者や避難民の医療ケアや医療施設への支援...

2010年6月25日

アフガニスタン:ブースト州立病院でラシュカルガの爆破事件による負傷者24人を治療

国境なき医師団(MSF)のスタッフは、ヘルマンド州の州都ラシュカルガにあるブースト州立病院の現地スタッフとともに、6月20日日曜日の朝、市の中心部で起きた4度の爆破事件による負傷者24人の治療にあたった。 爆破事件による負傷者へ迅速に対...

2010年6月23日

キルギス:暴動の被害者に援助を届ける(6月18日現在)

大規模かつ武力を伴う住民間の衝突がキルギス南部で起こってから1週間が経ち、国境なき医師団(MSF)は暴力の被害者に医療ケアを届けている。MSFは医療・人道援助団体として、人道援助活動従事者を現地にさらに派遣し、併せて数トン規模の医療物資と...

2010年6月23日

ソマリア:ジュバ川下流地方で栄養失調が大幅に増加

ソマリアのジュバ川下流地方にあるマレレ病院で治療を受ける栄養失調児が、ここ数週間で劇的な増加をみせており、地域の栄養状態の悪化が懸念されている。 国境なき医師団(MSF)のアシスタント医療コーディネーター、シェイクドン医師は、次のように...

2010年6月22日

ナイジェリア:直ちに治療を必要とする鉛中毒の子どもたち

ナイジェリア北西部で、国境なき医師団(MSF)とナイジェリア保健当局は、鉛中毒にかかっている子ども50人の治療を始めた。この中毒は現地の採掘活動が原因で引き起こされたもので、現在2ヵ所の村で発生が確認されているが、ほかにも鉛汚染が疑われる村...

2010年6月21日

ソマリア:治安回復に伴いハワ・アブディでの活動を再開

ハワ・アブディの治安回復に伴い、5月末より医療活動が着実に再開しつつある。 再開後の活動 ソマリアにおける国境なき医師団(MSF)の活動責任者、ダヴィド・ケロルは語る。 「ハワ・アブディの治安がよくなり、医療活動を再開することができて...

2010年6月18日

キルギス:キルギスとウズベキスタンの両国で暴動の被害者に対応

キルギス南部を6月10日から突如混乱に陥れた住民間の衝突は、緊急の人道危機に発展し、数百人が負傷、多くの住民が避難した。公式発表によると、10日から15日にかけて少なくとも170人が亡くなり、1700人が負傷したとされる。国境なき医師団(...

2010年6月15日

ハイチ:日常生活で避難民が抱える新たな不安

ハイチ大地震から4ヵ月が経過した。しかし現地では、いまもなお劣悪な生活環境が改善されずいる。また、雨季やハリケーンの季節も近付きつつある中、避難民は見通しの立たない将来に不安を抱えると同時に、新たな問題に直面している。 避難民が抱えるスト...

2010年6月15日

グアテマラ:火山の噴火と熱帯低気圧の襲来が大混乱を招く

最初に空から降ってきたものは溶岩や岩や砂だった。次に、雨が降ってきた。5月27日の夕方に起こったパカヤ火山の噴火の被害から立ち直る間もなく、その数時間後、熱帯低気圧「アガサ」がグアテマラの人びとを襲った。わずか2、3時間のうちに、河川は氾...

2010年6月8日

マラウイ:はしかの大流行に対応。集団予防接種と治療を実施

マラウイでは今年2月から、過去13年間で最大規模のはしかが大流行している。国境なき医師団(MSF)はマラウイの保健当局とともにはしか患者に治療を提供しており、250万人以上の子どもを対象とする集団予防接種を開始した。しかし、多くの命を危険...

2010年6月7日

ソマリア:予防接種キャンペーン時にグリ・エル市で起きた武力衝突に対応

2010年6月3日、ソマリアのガルグドゥード地方で起こった最近の武力衝突を受け、国境なき医師団(MSF)は、グリ・エル市のイスタルリン病院で負傷した患者の治療を行った。 イスタルリン病院における最近の医療状況 ベッド数80床のイスタルリ...

2010年6月4日

ソマリア:ベレトウェインの洪水被災者を援助

ソマリアのヒーラーン地方ベレトウェインで、ここ数週間にわたって懸念されていた洪水被害は、上昇し続ける水位を避けるため、5月29日~30日頃にかけて住民1万人が避難したことで現実となった。 迅速な対応で被害を最小限に ビニールシート設置...

2010年6月4日

ソマリア:2009年後半の活動概要

ソマリアでは20年近く中央政府の存在しない状況が続き、無差別の暴力と長引く干ばつに人びとは苦しめられてきた。ソマリア全土での保健医療のニーズはきわめて高く、干ばつ、戦闘、高騰する食糧価格によって、多くの地域で状況はますます悪化している。高ま...

2010年6月2日

シャーガス病:WHO年次総会でシャーガス病対策が前進へ 

「シャーガス病の抑制と根絶」についての決議が、先週のWHO(世界保健機構)年次総会で採択された。これには急性と慢性の患者の双方へ、一次医療の段階で診断と治療を行うことが含まれている。今回の決議は、世界で1000万人から1500万人が感染して...

2010年5月26日

ソマリア:ガルカイヨの「眼科手術キャンプ」

ソマリアでは、他のさまざまな健康問題と同様に、眼の病気も治療されずに放置されていることが多い。国境なき医師団(MSF)は、多くのソマリア人の視力回復を目的に「眼科手術キャンプ」を4月下旬に実施し、成功裏に終えた。 眼科手術の様子。ガルカ...

2010年5月25日

ハイチ:引き続き求められる医療援助

ハイチ大地震から4ヵ月が経過した。医療へのニーズは、時間とともに変化しながらも依然として大きく、国境なき医師団(MSF)の現地チームは、状況にあわせて内容を変えながら援助活動を継続し、約20ヵ所の診療所および移動診療を通じて、一次・二次医療...

2010年5月25日

ハイチ:活動分野別の概況(2010年5月12日現在)

外科治療、術後ケア(病院・医療施設別) 術後ケア(術後ケア専門施設) ...

2010年5月19日

コロンビア:「沈黙の病」シャーガス病と戦う

アンヘラは、コロンビアのアラウカ県にある先住民の集落ヘナレロスに住んでいる。2010年4月、彼女の7人の子どものうち2人がシャーガス病の治療を終えた。シャーガス病は、人びとが粘土と、わらでできた家で暮らしている農村地方に多く生息する昆虫に...

2010年5月14日

インド:特許庁がロシュ社「バルガンシクロビル」の特許付与を棄却

インド特許庁は、スイスの製薬会社ロシュ社が既に特許権を所有するサイトメガロウイルス*(CMV)感染症の治療薬「バルガンシクロビル」の改良版に対する新たな特許付与を棄却した。国境なき医師団(MSF)は、インド特許庁のこの決定を歓迎する。 *サ...

2010年5月12日

医薬品特許プール:設立がさらに前進

国際的な医薬品購入機関「国際医薬品購入ファシリティ(UNITAID)」の財務管理委員会が4月第3週に開いた会議で、医薬品特許プールの運営機構を創設するための予算が承認された。これにより当初の予定どおり、7月の医薬品特許プールの設立に向けて計...

2010年5月10日

ケニア:成功を収めたHIV/エイズ治療の統合アプローチ

国境なき医師団(MSF)は、この度、ケニア西部のブシアで10年間にわたって行ってきたHIV/エイズ治療プログラムを現地に引き継ぐことになった。過去10年間の活動を通じて、HIV/エイズ治療を地元の基礎的な医療に統合して行うアプローチの重要...

2010年5月10日

ソマリア:医療施設の中立性を尊重するよう訴える

現地時間5月5日、ソマリアの首都モガディシオの西にあるハワ・アブディ診療所の近辺で起きた小競り合いが、武力衝突に発展した。この衝突に伴い、国境なき医師団(MSF)の活動していた同診療所が占拠されるに至った。 武装集団は今も、ハワ・アブデ...

2010年5月7日

コンゴ民主共和国:イトゥリ地方で数千人の市民が孤立、再び武力紛争に巻き込まれる

コンゴ民主共和国(DRC)のオリエンタル州イトゥリ地方南部では、2009年末以来、数千人の一般市民が政府軍と民兵組織との間の武力紛争に巻き込まれている。戦闘に脅えながらこれまで留まってきた人の間でも、疲弊して自分たちの町や村を離れる人がで...

2010年5月7日

ソマリア:戦闘によりモガディシオ近郊の診療所の活動を一時中断

現地時間5月5日、国境なき医師団(MSF)は、首都モガディシオの西にあるハワ・アブディ診療所で発生した事件のために、この診療所での活動の一時中断を余儀なくされた。事件はMSFの活動に無関係の戦闘行為が、大規模な衝突に至ったものである。MSF...

2010年5月7日

パレスチナ:ヨルダン川西岸地区 ナブルスにおける新たな暴力の形

2000年9月に始まった第2次インティファーダの後、ヨルダン川西岸地区において最も人口の多い町の一つであるナブルスは完全に外部と遮断された。そして現在、新たな形の暴力がこの町を支配している。イスラエル人入植者の数が増加しつづけ、パレスチナ...

2010年4月30日

シエラレオネ:母子の医療無償化政策に寄せる期待

シエラレオネ政府が、2010年4月27日から妊産婦、授乳中の母親や5歳未満の子どもを対象に医療を無償にする政策を実施する。国境なき医師団(MSF)は、この政府の取り組みを歓迎し、新しい政策によって弱い立場にある人びとが医療を受けやすくなる...

2010年4月27日

スーダン南部:選挙をめぐる衝突による負傷者を治療

国境なき医師団(MSF)は4月24日の朝、スーダン南部ユニティ州の州都ベンティウにおいて、同地の保健当局の要請を受けて、銃撃による負傷者3人を搬送し、治療を行った。この3人の患者は、地元ラジオでユニティ州首長選の勝者が報じられたのをきっか...

2010年4月27日

中国:被災地の保健衛生・心理ケアのニーズを確認

4月14日に、中国青海省玉樹チベット族自治州玉樹県で発生したマグニチュード6.9の地震を受けて、現地でニーズ調査を行っていた国境なき医師団(MSF)のチームは、調査の第一段階を終えて、北京に戻った。中国政府系報道機関によると、チベット高原...

2010年4月23日

インド:EUとの自由貿易協定(FTA)交渉が最終段階へ

インドと欧州連合(EU)との間で現在協議中の自由貿易協定(FTA)交渉は、4月28日から最終ラウンドに入る。 現在交渉中のFTAは、インド製の安価なジェネリック医薬品の供給を脅かす恐れがあり、その影響はインド内外の患者数百万人に及ぶ。インド...

2010年4月23日

マラリア:Q&A(病気の正体、治療から対策の資金源まで)

Q. マラリアとは何ですか? A. マラリアは、蚊によって媒介される寄生虫病です。「熱帯熱マラリア」という型は重体に陥りやすく、治療を怠ると死に至る可能性があります。症状は発熱、関節痛、頭痛、反復性嘔吐などです。重度の場合、さらに内出血、腎...

2010年4月23日

マラリア:4月25日は「世界マラリアデー」

世界保健機関(WHO)によると、簡便で有効なツールが存在するにもかかわらず、毎年100万人近くの人びとがマラリアで命を落としている。毎年、国境なき医師団(MSF)は30ヵ国以上の活動地で100万人の治療にあたっている。 求められるのは、検...

2010年4月23日

マリにおけるマラリア対策プログラム

国境なき医師団(MSF)は、マリ南部のカンガバ地区で活動している。この地域では、マラリアが主な死因で、最もまん延している疾病だ。マリは貧しい国であり、特に雨季には多くの村が孤立し、マラリアが急速にまん延する中、医療を受けられる人は少ない。...

2010年4月23日

マリ:「もうマラリアで命を落とす子はいません」

「昔は、この村では毎週マラリアで亡くなる子どもがいました。1日に1人亡くすこともありました」。マリ南部にあるデゲラ村の長老は、こう語る。アフリカ全域の多くの村と同様、この村でも、雨季の間、マラリアは子どもたちにとって深刻な脅威となっている。...

2010年4月22日

中国:青海地震調査の初期段階を終了

4月14日に結古鎮を襲ったマグニチュード6.9の地震で被害を受けた地域でニーズ調査を行っていたMSFのチームは、調査の初期段階を終了した。 中国政府系報道機関の発表によると、青海省玉樹チベット自治州では、死者2064人、負傷者1万2135人...

2010年4月21日

スーダン:東部にカラアザール治療センターを開設

「治療をしていなければ、これらの人びとは命を落としていたでしょう。この病院での活動を通じて、毎年数百人の命を救えるようになるはずです」 こう語るのは、国境なき医師団(MSF)がスーダン東部で新たに開始したカラアザール(内臓リーシュマニア症...

2010年4月20日

ハイチ:活動分野別の概況(4月13日現在)

外科治療、術後ケア(病院・医療施設別) 術後ケア(術後ケア専門施設) ...

2010年4月20日

ハイチ:震災から3ヵ月が経過(4月13現在)

現地時間1月12日にハイチを襲った震災は、以前から非常に不安定だった人びとの生活をさらに不確実なものに変えた。国境なき医師団(MSF)は1991年よりハイチで活動を行っていたため、地震発生後、直ちに援助を開始することができた。MSFの施設も...

2010年4月19日

中国:青海地震で医療機関に被害。医療ニーズ調査を継続

中国政府系報道機関の発表によると、今回のマグニチュード6.9の地震による死者は青海省玉樹県で1706人、負傷者1万2128人、うち重傷者は1394人にのぼった。3人で構成されるMSFの調査チームは4月17日(土)夜に玉樹県に到着し、18日(...

2010年4月16日

中国:地震被災地の調査のため、日本人外科医1名を派遣

4月14日に中国青海省玉樹県で発生したマグニチュード7.1の地震を受け、国境なき医師団(MSF)日本は、現地調査のため、日本人外科医1名を15日現地に向けて派遣した。   MSFの緊急援助活動をご支援ください インターネットを通...

2010年4月14日

スーダン:北ダルフールで改修した病院をオープン

その運命的な火曜日の朝、ファティマは妊娠2ヵ月目にして流産した。ファティマの夫は2人が住むハルツーム・ジャディード村で車を借りてタウィラまで走らせた。親族も駆けつけた。男性の親戚2人と女性の親戚1人が、スーダン北部ダルフール州にあるタウ...

2010年4月14日

チャド:ンジャメナで50万人の子どもに、はしかの予防接種

チャドで、はしかの感染例が子どもや青少年の間に急激に増加していることを受けて、首都ンジャメナで3月26日に大規模なはしかの集団予防接種が行われた。年初から3月20日までの間に3550の感染例が報告されたが、その内の約800件が3月の第3週...

2010年4月14日

ザンビア:近年最大規模のコレラ発生に対応

国境なき医師団(MSF)は現在、ザンビアの首都ルサカで近年最大規模のコレラ発生に対応している。3月に入って以来、コレラ症例数は4500例以上に昇り、120人以上が命を落とした。この発生は3月末から4月第1週にかけてピークに達したため、一部...

2010年4月9日

キルギス:治安部隊と抗議活動の衝突による負傷者に対応

4月7日、キルギスの首都ビシュケク市内にある複数の病院に数百人の負傷者が来院した。患者は首都で政府の治安部隊と抗議活動を行っていた市民との間で起きた衝突による負傷者である。キルギスで活動していた国境なき医師団(MSF)のチームはただちに、国...

2010年4月7日

パプアニューギニア:暴力の体験を語り始めた被害者

パプアニューギニアの人びとは、いつ終わるとも知れない暴力の連鎖に陥っている。昨年、同国は非常に急速な発展を遂げたが、このことが多数の異なる民族グループ間の対立や暴力文化を悪化させる一因となっている。暴力の被害者の大半は女性や子どもで、しば...

2010年4月7日

チャド:アムティマンで新プログラムを開始(2010年2月現在)

「先週末、私たちはアムティマンで最初の患者を治療しました!」 外国人派遣スタッフとしての活動を終えてオランダへの帰途へ就こうとするマルティヌ・フロクストラは、嬉しそうに声を上げた。国境なき医師団(MSF)の緊急対応デスクの一員として、彼女...

2010年4月7日

カラアザール:インドのビハール州における治療の取り組み

先進国では、ほとんど知られていないリーシュマニア症は、世界中で1200万人以上の患者がいる寄生虫病である。この病気のうち、内臓を冒すタイプのカラアザール(内臓リーシュマニア症)は、インド、ネパール、バングラデシュ、東アフリカの一部の地域で...

2010年4月6日

パキスタン:北西辺境州での爆弾の爆発により44人が死亡、88人が重傷を負う

4月5日にパキスタン北西辺境州、ロワー・ディール郡で発生した爆発事件を受けて、国境なき医師団(MSF)およびパキスタン保健省の医師と医療スタッフらは負傷者88人の治療にあたった。負傷者の多くは、この爆発によって重傷を負っていた。 今回の...

2010年3月31日

GAVIアライアンスのワクチン事前買取制度を通じて製薬会社2社が肺炎球菌予防ワクチンの供給に合意-MSFのコメント-

2010年3月23日、開発途上国における予防接種の普及を目的とした官民パートナーシップ「GAVIアライアンス(ワクチン予防接種世界同盟)」は、グラクソ・スミスクライン社とファイザー社が、「ワクチンのための事前買取制度(Advance Mar...

2010年3月30日

結核:改善がみられるエチオピア・ソマリ州ワルデルでの治療

ワルデルの結核治療センターの患者ファルハンはこう話す。 「絶え間ない咳に加えて、右肋骨が大変痛むので、右側を下にして寝られませんでした。これからのことが絶えず気にかかりました。この辺りの村人はだれもが私を見て、言います。『どうしてそんなに...

2010年3月30日

チリ:「地震に津波が重なり、すべてを破壊し尽くしました」-ロジスティシャンへのインタビュー

チリ大地震の被災地で国境なき医師団(MSF)の活動に従事するロジスティシャン(物資調達管理調整員)のピエール・ガリグーに、現地の様子と援助活動についてインタビューを行った。 Q. チリ地震の直後に、MSFとして最初に現地入りしたメンバーの一...

2010年3月30日

ブルンジ:北部でマラリア感染の緊急事態

ブルンジでは年明けから、マラリア患者の著しい増加への対応を進めている。国境なき医師団(MSF)はブルンジの関係当局と協力して、患者の治療と感染予防のために蚊帳を配布し、病気の拡大を食い止めようとしている。 北部3県にまたがり、感染が拡大...

2010年3月26日

結核:顧みられない小児結核の診断検査 -マリアン・ゲール医師へのインタビュー-

結核は健康への世界的な脅威として深刻な問題となっているが、依然としてこの病気は顧みられないままである。子どもは結核で命を落とす危険性が高く、この長年にわたる「放置」の主な犠牲となり続けている。 世界保健機関(WHO)の推定によれば、毎年10...

2010年3月23日

チリ:心理ケアや研修等を通して恐怖に立ち向かう住民を援助(3月16日現在)

2月27日に大地震が発生して以来、チリでは余震が多発し、大地震ですでに衝撃を受けている住民には新たなストレスが加わっている。そのため、国境なき医師団(MSF)は災害援助の中でも、特に心理ケアを優先している。また、夜間の冷え込みと雨量が増す中...

2010年3月23日

ハイチ:活動分野別の概況(3月25日現在)

ハイチで現地時間1月12日に発生した大地震から7週間が経過した。負傷者は30万人にのぼり、医療面のニーズは今も高く、さらに増え続けている。初期の緊急事態に対応した医療援助チームの一部がハイチを離れ、患者を退院させる中、長期的な医療ケアを必要...

2010年3月23日

結核:薬剤耐性結核治療成功の鍵―ソーシャルワーカーと心理療法士

国境なき医師団(MSF)がアルメニア保健省と共同で運営している薬剤耐性結核(DR-TB)治療プログラムでは、患者に薬剤の服用法を最後まで厳格に守ってもらう「アドヒアランス」が大きな問題である。2007年にこのプログラムで受け入れた患者のうち...

2010年3月19日

パプアニューギニア:コレラ発生の緊急事態に対応完了

国境なき医師団(MSF)は、パプアニューギニアでの7ヵ月間にわたるコレラ発生に対する緊急援助活動を終了した。 コレラ発生への緊急対応と、コレラへの意識向上を支援 2009年7月、パプアニューギニアで50年ぶりのコレラがモロベ州で発生した。...

2010年3月19日

チリ:「家屋は、文字どおり高潮にのみこまれてしまいました」(3月12日現在)

チリに入った国境なき医師団(MSF)は、2月27日にこの国を襲った地震で深刻な被害を受けたマウレ州とビオビオ州で、衛生用品キット、避難所用のビニールシート、毛布等の、医療物資や救援物資の配布活動を拡大している。さらに、心理療法士のチームが、...

2010年3月17日

インド:「命を引き換えにするな!」ニューデリーでエイズ患者らが抗議

3月12日、ニューデリーでは、120人ほどのHIV感染者およびエイズ患者がインド政府に対し、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)を目的に安価な治療薬を必要とする人を犠牲にしないようにと訴える抗議デモをインド商工省の前で行った。 イン...

2010年3月16日

ハイチ:震災から2ヵ月の今(3月12現在)

ハイチで現地時間1月12日に発生した大地震から2ヵ月が経過した。現地では今も膨大な医療ニーズが存在しており、被災者の生活環境は今も非常に危機的な状況である。テントと救援物資キットの配布の様子。救命医療の段階は過ぎたが、今回の緊急事態に関連し...

2010年3月16日

アフガニスタン:南部ヘルマンド州の州都ラシュカルガ、ブースト州立病院での活動

国境なき医師団(MSF)は、アフガニスタンのヘルマンド州の州都ラシュカルガにあるブースト州立病院への支援を開始した。目的は、産科、小児科、外科、救急医療を含むあらゆる分野で、命を救う無償の医療を提供することである。先日の連合軍とアフガニス...

2010年3月15日

ハイチ:拉致されていたMSFの活動従事者が解放される(3月11日付)

現地時間3月5日にハイチの首都ポルトープランスで拉致された国境なき医師団(MSF)の活動従事者2人が現地時間11日、無事に解放された。 ハイチにおけるMSFの活動責任者の一人、ジャン=セバスチャン・マットは語る。「本当に安堵しました。2人...

2010年3月15日

アフガニスタン:首都カブール、アーメッド・シャー・ババ病院での活動

国境なき医師団(MSF)は2009年10月以来、アフガニスタンの首都カブール東部のアーメッド・シャー・ババの地区病院を支援してきた。カブールの人口は過去10年で3倍に増えた。紛争に引き裂かれた地域から、比較的安全な首都へと逃れてきた人もい...

2010年3月11日

コンゴ民主共和国:ウバンギ川沿いの忘れられた人びと

コンゴ共和国と中央アフリカ共和国(CAR)のウバンギ川沿いで暮らす何万もの難民家族が、食糧、避難所、医療の著しい不足に直面している。これらの難民は、隣接するコンゴ民主共和国(DRC)赤道州で昨年末に起こった暴力行為から逃れてきた人びとである...

2010年3月10日

チリ:現地病院を支援、移動診療を開始、追加物資を手配(3月9日現在)

チリ中部でマグニチュード8.8の地震が発生してから10日が過ぎた。被災各地に足を運んだ国境なき医師団(MSF)のチームは現在、最も早急な援助が求められている分野に注力している。すなわち、多数の患者を受け入れている現地医療施設の支援、一次医療...

2010年3月8日

ブルンジ:「よい知らせ」と名づけられた赤ちゃん【3月8日 国際女性の日】

マリー・ニシザニェ(30歳)はブルンジ共和国の首都ブシュンブラ近郊のカベジにある国境なき医師団(MSF)の緊急産科治療センターに受け入れられた数千人の女性の一人である。 重度の栄養失調で搬送されてきた妊婦 汗のしずくが首筋を流れ落ちるが、...

2010年3月8日

ブルンジ:「ここでは毎月200人以上の新生児が生まれています」【3月8日 国際女性の日】

ブルンジでは、妊娠と出産に大きな危険が伴う。この国の妊産婦と新生児の死亡率は悲惨なレベルにあり、世界保健機関(WHO)によると、妊産婦死亡率は生児出生10万人に対して1100人、新生児死亡率は生児出生1000人に対して41人にのぼる。その...

2010年3月4日

ハイチ:術後ケアの拡大と長期的な取り組み

ハイチで現地時間1月12日に発生した大地震から7週間が経過した。負傷者は30万人にのぼり、医療面のニーズは今も高く、さらに増え続けている。初期の緊急事態に対応した医療援助チームの一部がハイチを離れ、患者を退院させるなか、長期的な医療ケアを必...

2010年3月3日

チリ:被害の大きい地域で調査中(3月2日現在)

国境なき医師団(MSF)の複数のチームがチリのマウレ州とビオビオ州内の援助ニーズを調査している。両州とも土曜日の早朝にこの国を襲ったマグニチュード8.8の地震によって大きな被害を受けた地域である。最も援助を届けることが難しい僻地での活動に注...

2010年3月1日

チリ:MSFの緊急援助チーム、第1団が現地に到着(2月28日現在)

アルゼンチンからチリに入った国境なき医師団(MSF)のチームはすでにサンティアゴに到着しており、これからマウレに向かって湾岸地域の援助ニーズの調査を行う。MSFの他の専門家たちも、本日チリに到着する予定である。2010年2月28日日曜日、M...

2010年3月1日

チリ:大地震の被災地に調査団を派遣(2月28日現在)

国境なき医師団(MSF)は、マグニチュード8.8の地震が現地時間2月27日土曜日の朝チリを直撃し、国内の複数の地域に深刻な被害を与えたことを受けて、被災者のニーズ調査のために調査団を派遣した。この調査チームは、アルゼンチン、ボリビア、パナマ...

2010年2月26日

ハイチ:活動分野別の概況(2月18日現在)

地震直後の数週間は、数千人もの患者に外科手術や治療を提供するために時間との闘いが続いたが、国境なき医師団(MSF)の医療援助で現在、より焦点が置かれているのは理学療法や心理ケアを含む術後ケアである。 MSFの病院で治療を受けた患者に最善の術...

2010年2月26日

インド:バイエル社の敗訴が医薬品の普及に勝利をもたらす

インドの裁判所は、国内でのジェネリック薬による価格競争を妨げるために新たな措置の導入を進めようとする多国籍製薬会社バイエル社による最近の試みに待ったをかけた。2010年2月9日、デリー高等裁判所はバイエル社の訴えを棄却し、薬を必要とする患者...

2010年2月26日

スリランカ:再建・整形外科手術を必要とする数百人の負傷者

スリランカ政府軍と反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との戦闘期間中に緊急対応の状況下で手術を受けた患者の多くに、感染症が広がっており、特に骨の感染症が多くみられる。症例としては、砲弾や銃弾による傷口が治癒しておらず、感染症...

2010年2月25日

スリランカ:政府運営キャンプでの活動終了。マンナール県で外科治療を開始

2009年5月の内戦終結後、スリランカ政府運営の各避難民キャンプに身を寄せた28万人のうち、現在約10万人がキャンプに残っている。キャンプ人口が減少し、医療面での緊急事態も発生していないことから、マニク農園キャンプに隣接して国境なき医師団(...

2010年2月22日

ハイチ:生活再建の入り口に立つ被災者

「学校から帰って宿題をしてから、ちょうど5時前にテレビの前に座って、連続テレビドラマを観ようとしていたとき、家の壁が崩れ落ちてきて、母と3人の姉妹の命を奪ったんです」 そう、涙ながらに振り返るジャン=ローズマリーは、まだ14歳だ。この日は彼...

2010年2月18日

パキスタン:クラム自治区の戦闘による避難民3万5000人に生活必需品を配布

国境なき医師団(MSF)は1月28日から2月15日の数週間にわたって、パキスタン連邦直轄部族地域(FATA)のクラム自治区で避難民3万5000人に救援物資を配布する活動を行った。2009年11月以来、セントラル・クラムでは激しい武力衝突が起...

2010年2月17日

アフガニスタン:厳冬を越す避難民に対応

紛争を逃れた避難民が国内全土からカブールへアフガニスタンの首都カブール市東部にある、バグラミ市場の冷たいコンクリートの建物。ここが、カピサ州で起きている戦闘から家を捨てて避難してきた数百家族の避難先となっている。彼らはカブール市に数ヵ月前に...

2010年2月16日

ハイチ:震災から1ヵ月─新たな緊急事態への懸念

ハイチを襲った壊滅的な地震の発生から1ヵ月が過ぎたが、被害規模は今なお正確に把握されていない。およそ20万人以上が死亡、30万人が負傷し、数十万人が家を失った。国境なき医師団(MSF)は、地震発生の当日から救命手術と医療を提供している。現在...

2010年2月10日

ハイチ:回復への第一歩

切断手術が必要な場合、絵に描くなどして事前に 説明する。写真はジェリーとリンド医師。左下の 紙はその絵。 ジェリーは7歳の男の子。現地時間1月12日にハイチを襲った大地震で自宅が倒壊し、がれきの中から助け出された時には、大腿骨の開放骨折(...

2010年2月9日

ハイチ:MSF緊急援助活動 概況(2月4日現在)

国境なき医師団(MSF)が緊急援助活動を展開するハイチから、最新活動状況をお伝えする。 【最新活動数値】 診療数:12924件 外科手術数:1427件 活動中の海外派遣スタッフ数:353人 現地へ移動中の海外派遣スタッフ数:26人 活動中...

2010年2月8日

ハイチ:現地の状況変化に応じて支援体制を調整(2月5日現在)

ハイチにおける国境なき医師団(MSF)の医療活動は次第に“平常”を取り戻し、運営する病院や診療所では、より日常的な病気の治療を行うようになっている。ハイチでは震災前から医療体制が充分に整備されておらず、このためMSF...

2010年2月5日

ハイチ:がれきの中の新しい命と直面する課題

ハイチを襲った壊滅的な地震の発生直後から、重傷患者の治療や整形外科手術の膨大なニーズに対応するため、国境なき医師団(MSF)は休みなく活動してきた。また同時に、帝王切開などのより“日常的”な救命手術を含めた妊婦向けの...

2010年2月4日

パキスタン:MSFと現地保健省が爆発事件の負傷者に対応

北西辺境州のロワー・ディール郡で2月3日に起きた爆発事件を受け、ティムルガラ地域病院の救急処置室で活動しているパキスタン保健省と国境なき医師団(MSF)は子どもを含む負傷者126人の治療にあたった。ティムルガラにおけるMSFのメディカルオフ...

2010年2月4日

ブルンジ:カヤンザ県でマラリア感染が拡大

マラリアはブルンジの風土病である。ここ数ヵ月、ルワンダとの国境に位置する北部のカヤンザ県は豪雨に見舞われ、この死に至る病を媒介する蚊の繁殖が顕著となっている。感染拡大に対応し、医療支援を拡充2009年12月末、マラリア患者の増加を受けて、ブ...

2010年2月2日

ハイチ:医療ニーズの変化に対応、水衛生支援も活発化(2月2日現在)

国境なき医師団(MSF)はハイチにある救急病棟で今も多数の患者の治療にあたっているが、その負傷や症状の性質は序々に変化してきている。 外科治療の継続に加えて、地震の間接的な影響へのケアや術後ケアも 首都ポルトープランスの地震被災者。 今...

2010年2月1日

パキスタン:北西辺境州にて避難民の子ども2100人にはしかの予防接種

2010年1月25日、国境なき医師団(MSF)は、パキスタン北西辺境州のムンダ・キャンプとその周辺から、武装軍人により約7000人の避難民が強制退去させられた事実に衝撃を受けている。バジャウル自治区の紛争で避難民となった彼らが、再び避難場所...

2010年1月28日

スーダン:北部におけるMSFの活動状況 − 2010年1月 −

2009年3月に国境なき医師団(MSF)オランダ支部とフランス支部がスーダン政府によって追放された後も、他の3支部が同国北部のダルフール地方西部、ゲダレフ州、および紅海州で引き続き援助活動を行っている。現在、ベルギー、スペイン、スイス各支部...

2010年1月27日

ハイチ:負傷者の治療は第2段階へ (1月26日現在)

国境なき医師団(MSF)のハイチでのおもな医療活動は現在も、外科手術の継続と術後ケアの拡大など、地震によって負傷した人びとの治療に焦点が置かれている。ただ、手術台を使った治療が中心にあることに変わりはないが、治療の内容としては第2段階が進行...

2010年1月26日

ハイチ:テント病院での医療援助を開始(1月25日現在)

現在、ハイチで活動する国境なき医師団(MSF)のチームの多くは、引きつづき需要のある外科処置と、必要が増しつつある手術後のケア、この2つの切迫したニーズに全力で取り組んでいる。 ポルトープランスに設置されたテント病院。 術後ケアの拡大努...

2010年1月26日

ハイチ:MSF会長、ハイチ人現地スタッフへの取り組みに感謝を表明(1月24日現在)

自宅や家族を失ったにもかかわらず、国境なき医師団(MSF)のハイチ人現地スタッフは現地の人びとに緊急医療を提供し続けている。また、MSFインターナショナル会長はポルトープランスを訪れ、犠牲者への哀悼の意と、活動を続ける現地スタッフに心からの...

2010年1月25日

ハイチ:通常の医療体制回復と災害後の二次的なニーズに対応(1月24日現在)

国境なき医師団(MSF)の複数のチームがハイチで提供している緊急医療は、被災者の二次的ニーズへの対応に軸足を移し始めている。 一般医療と二次医療の同時提供をめざして 地震で負傷し、MSFに治療を受ける患者。 首都ポルトープランス市の一部...

2010年1月25日

ハイチ:移動診療の開始による新たなニーズへの対応(1月23日現在)

首都ポルトープランスの比較的大きなMSFの病院と、それぞれの周囲に設置されたテントの病棟では、負傷者の治療や手術が続けられている。一方で、最近活動を開始した複数の移動診療チームは、首都の市内と西部のいくつかの町に赴き、治療を必要とする多くの...

2010年1月25日

ハイチ:MSF緊急援助活動 概況(1月23日現在)

国境なき医師団(MSF)が緊急援助活動を展開するハイチから、最新活動状況をお伝えする。 【最新活動数値】 診療数:5420件* 外科手術数:937件* *主な症例:骨折(複雑骨折を含む)、やけど、頭部損傷、壊疽(...

2010年1月25日

コンゴ民主共和国/コンゴ共和国:激しい武力衝突を逃れた10万人が危機的状況に直面

コンゴ民主共和国(DRC)では、一連の激しい暴力行為を避けて、約10万人が赤道州から国境を越えて避難した。こうした避難民は隣国コンゴ共和国では難民としての地位をもたず、不安定な状況の中で生活しており、限られた援助しか届かない者もいる。国境な...

2010年1月22日

ハイチ:移動診療、水供給、術後ケアなど新しい活動を展開(1月22日現在)

ポルトープランス内外で国境なき医師団(MSF)が行っている援助活動は主に、9日前の地震で負傷した人びとの治療や手術に向けられ、首都の比較的大きな病院の手術室での治療を集中的に行ってきた。しかし、首都での移動診療や水供給を開始し、術後ケア活動...

2010年1月21日

ハイチ:余震が続くなか、急がれる新たな手術室の設置(1月21日現在)

現地時間の20日早朝、ポルトープランスは余震による強い揺れに再度見舞われたが、長い列をなして治療や手術を待つ患者に対応するため、国境なき医師団(MSF)の活動は続いている。活動拠点の一つ、ショスカル病院では、この数日間、2つの手術室を使って...

2010年1月20日

ハイチ:地震発生から4日目の現地の状況(1月16日現在)

MSFがポルトープランスに設置した外科手術チームは、地震で負傷した膨大な数の患者を治療するために、昼夜分かたず活動を続けている。チームは最も重症の症例を優先させて、帝王切開や切断手術を行ってきた。経験豊かなMSFスタッフは、かつてこれほど多...

2010年1月20日

ハイチ:地震発生から3日めの現地状況(1月15日現在)

首都ポルトープランスで活動している国境なき医師団(MSF)は、外科治療の拡充に力を注いでいる。 医療活動は、時間との闘い シテ・ソレイユ地区のショスカル病院では、MSFの施設に移送された患者300人を治療するために手術室2室を稼働させてい...

2010年1月20日

ハイチ:地震の負傷者の命を脅かす物資輸送の遅れ(1月20日現在)

ポルトープランスとその近郊で、国境なき医師団(MSF)が医療援助を行う病棟や手術室では、現在も膨大な数の患者への治療が進行している。しかし、治療に必要な物資供給の遅れが、患者の命を脅かしはじめており、医療スタッフの間で懸念が深まっている。外...

2010年1月19日

ハイチ:地震被災者への治療体制は拡充するも物資補充面の課題は続く(1月19日現在)

ハイチの首都ポルトープランスで活動している複数の国境なき医師団(MSF)チームは今も通常の規模を大きく超えた患者への対応に懸命の努力を続けている。緊急手術を行えるように新たな施設を引き続き探すとともに、医療物資の補充にも尽力している。 ...

2010年1月18日

ハイチ:膨大な数の重傷者への手術に尽力(1月18日現在)

ハイチにおける震災から5日目の今日、現地にいる国境なき医師団(MSF)のチームは引き続き、今回の地震により手術を必要とする膨大な数の重傷者への対応に力を注いでいる。具体的には、残存する数少ない手術室を24時間体制で稼動させるとともに、同時平...

2010年1月18日

ソマリア:救命活動中の病院で迫撃砲が爆発

ソマリアのヒーラーンおよびガルグドゥード地方で発生した戦闘で市民の命が奪われ続けている中、国境なき医師団(MSF)はグリ・エルおよびベレトウェインにある2ヵ所の病院の支援を続けており、1月10日から12日の間だけで111人の入院患者を受け入...

2010年1月15日

ハイチ:負傷者の治療拡大に懸命の努力(1月14日現在)

ハイチの首都ポルトープランスで活動する国境なき医師団(MSF)の医療チームは、非常に多数の患者の治療を続けている。その多くは骨折や頭部のけがなど、地震により大きな傷を負っている。倒壊した建物で続く救出活動。MSFが地震前から活動していた病院...

2010年1月14日

ハイチ:地震でMSFの医療施設も損壊。仮設診療所で治療開始(1月14日現在)

1月13日深夜以降、ハイチで既に医療プログラムを展開していた国境なき医師団(MSF)のチームから、現地に関する報告が届き始めている。チームは今回の地震による負傷者数百人の治療にあたっているが、MSFの医療施設が損壊しているため、テントの中に...

2010年1月13日

ハイチ:地震発生後の現地最新状況

現地時間1月12日午後、マグニチュード7の地震がハイチの首都ポルトープランスの南西約15km地点を震源に発生した。現地で活動している複数の国境なき医師団(MSF)医療チームによると、この地震によってMSFの医療施設が損壊したほか、患者やスタ...

2010年1月12日

ソマリア:武力衝突続くも、ガルグドゥード地方で活動継続(ケニア・ナイロビ発、2010年1月6日付)

2010年1月2日、武装勢力間の戦闘が激化したことで現地の情勢は不安定さを増しているが、国境なき医師団(MSF)はドゥーサマレブ市での活動を続けている。地図をクリックすると拡大されます2009年末から、干ばつが深刻な地域に水の供給を開始深刻...

2010年1月8日

タイ:MSFはモン族のラオスへの強制送還に抗議

タイ政府当局は、ペチャブン県のファイ・ナム・カオ・キャンプに残る4000人のモン族をラオスへ追放する意向を表明した。現地に、独立した立場から、送還の自発性を確認できるような第三者機関は存在しない。2009年5月に軍隊から圧力を受けてキャンプ...

2010年1月7日

パレスチナ:ヨルダン川西岸地区におけるMSFの活動状況

国境なき医師団(MSF)はヨルダン川西岸地区のヘブロンとナブルスにおいて、イスラエルとパレスチナの紛争やパレスチナの内紛の影響に苦しむ人びとへの医療および心理・社会面の支援のプログラムを展開している。MSFは短期間の心理療法を通して、こうし...

2010年1月7日

パレスチナ・ガザ地区:ガザ侵攻から1年を経た現地の状況

2008年12月27日、イスラエルはパレスチナのガザ地区に対して「鋳造された鉛」と名付けられた軍事作戦を開始した。この作戦の下で集中的な空爆が行われ、2009年1月3日には地上侵攻も開始された。22日後の2009年1月18日にガザ侵攻は終結...

2010年1月4日

パキスタン:バロチスタン州での産科医療、心理ケアおよび栄養治療プログラムの提供

パキスタンの最大州にして最も発展の遅れているバロチスタン州では、大半の市民がほとんど医療を受けられずにいる。国境なき医師団(MSF)は、州都クエッタのすぐ北に位置し、アフガニスタン難民の大規模な入植地となっているクシュラックにおいて、無償で...

2010年1月3日

パキスタン:北西辺境州での国内避難民支援と皮膚リーシュマニア症への対応

ペシャワールおよび隣接する郡で基礎医療ユニットを支援2009年2月以降、国境なき医師団(MSF)は北西辺境州(NWFP)ペシャワールおよび隣接のチャルサダ郡において、受け入れ先の地域で暮らす国内避難民の援助にあたっている。避難民家族は、バジ...

2010年1月2日

パキスタン:北西辺境州ロワー・ディール郡およびマラカンド保護区で病院を支援

国境なき医師団(MSF)は北西辺境州(NWFP)ロワー・ディール郡のムンダから20kmに位置し、郡の基幹病院となっているティムルガラ病院を支援している。この病院の救急処置室では、毎週1100人の患者が治療を受けている。保健省の医療チームも治...

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