地中海・バルカンルート

基本情報

概況

中東・アフリカ諸国から欧州を目指す人びとが2015年以降に急増。地中海ルートではリビアが事実上の中継地点となり、密航業者によって簡素なボートに詰め込まれてイタリアギリシャを目指した人びとの海難事故が続出した。国際社会が有効な手立てを講じないまま犠牲が増え続けたことから、国境なき医師団(MSF)は他のNGOと協力して捜索・救助船を運航する異例の活動に踏み切った。

一方、バルカンルートでは、シリアアフガニスタンなど主に中東・西アジアの紛争地から陸路でトルコ西端に向かい、密航業者の手でエーゲ海を渡ってギリシャへ、さらに陸路で、受け入れに寛容なドイツを目指すコースが一般化。こうした人びとの急増を問題視した各国が国境封鎖するなど混乱が広がった。MSFは、足止めされた人びとの滞在地に移動診療チームを派遣するなど緊急援助を行った。

  • 国連経済社会局人口部 「世界人口推計2015年改訂版」

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