【敬老の日】長引く内戦、難民生活。お年寄りたちに寄り添い、笑顔を。

2017年09月18日掲載

9月18日は敬老の日。国境なき医師団(MSF)は世界各地のお年寄りに寄り添う活動を続けています。
内戦が続くウクライナ、パレスチナ難民が暮らすレバノンから、おばあさんの笑顔をお届けします。

ウクライナ

ウクライナ東部は内戦が長引き、推計175万人が避難生活を続けています。そのうち100万人以上が年金生活の高齢者。糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患の治療が受けられないだけでなく、不安に起因する障害や抑うつ症状も深刻です。国境なき医師団(MSF)は移動診療を続け、孤立した高齢者に寄り添う一般診療と心理ケア相談を続けています。

「子どもが4人、孫が6人、ひ孫が8人。みんなとっても頼りになるんです」と笑顔を見せるタイシヤさん(82歳)。ドネツク州郊外のパヴロピリ村で1人暮らしをしています。 この村は2014年の内戦で最前線となり、タイシヤさんの自宅も2度の砲撃で損壊。家族の力添えもあって生活を立て直しましたが、持病の心疾患と、戦争による心の傷を抱えています。 国境なき医師団(MSF)は、こうした内戦の被害者を医療・心理面で支えるため、ウクライナでの活動を継続中。タイシヤさんも数ヵ月にわたり、MSFの移動診療所での治療と心理カウンセリングを受けています。 Photo © Maurice Ressel #国境なき医師団 #敬老の日

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レバノン

70年近く前からパレスチナ難民が暮らすキャンプ・ブルジバラジネ。ずっと故郷に戻れず、紛争の記憶や生活の困窮に耐える人たちがいます。特に高齢者の孤立は深刻で、MSFは慢性疾患の患者さん約170人に訪問看護を行っています。


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