ケニアで拉致され、1年9ヵ月ぶりに解放されたスタッフ2人が無事に帰国

2013年07月20日掲載

マドリッドに到着するセーラ(先頭右)とティエボー(同左)

ケニアで拉致され、1年9ヶ月ぶりにソマリアで解放された国境なき医師団(MSF)の2人のスペイン人スタッフ、モンツェラット・セーラとブランカ・ティエボーが無事に帰国を果たした。7月19日、ジブチを発った2人はスペイン・マドリッド近郊のトレホン空軍基地に到着した。2人は2011年10月13日に、ケニアのダダーブ近くの難民キャンプで医療援助活動中に拉致された後、ソマリアに移送され、抑留されていた。MSFは、2人の解放を安堵して確認するとともに、両者とその家族への援助を継続していく。

MSFのスペイン事務局会長のホセ・アントニオ・バストスは、「戦争や飢えから逃れ、危機的状況にあった多くのソマリア人難民のために医療援助活動を行っていた人道援助従事者が襲撃の対象となった事を改めて厳しく非難する」と声明を発表した。

MSFはセーラとティエボーの解放に携わった関係者、および家族を支え続けた人びとに感謝の意を表明する。一方、2人は自由となった環境に少しずつ適応する必要があるため、彼女らとその家族のプライバシーを尊重するようメディアと社会に配慮を求めている。

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