地中海:命がけの航海から救助された人びと

2016年12月22日掲載

奴隷、誘拐、迫害、貧困、性暴力――様々な危険から逃れるため、アフリカ各国から多くの人びとがリビアから地中海をわたり欧州を目指します。航海が長く危険なことは覚悟のうえで、子どもため、または自分自身の未来のために命をかけて海をわたります。真夜中に密入国業者が手配した定員オーバーの船に詰め込まれた時、航海の安全を祈ること以外にできることはありません。

2016年、国境なき医師団(MSF)は、3隻の救助船を地中海に展開。活動を始めた4月~11までの間に1万9708人を救助しました。その数はリビアから海を越えて欧州に渡る人の数の9人に1人にあたります。地中海では今年、4690人の老若男女が命を落とし、記録史上最悪の事態となっています。MSFの救助船の1隻「ディグニティ・ワン」号に救助された人びとの様子を写真でお伝えします。

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