フィリピン:台風30号で被災、MSFが緊急援助を開始

2013年11月11日掲載

過去最大級の台風がフィリピンを直撃し、甚大な被害が出ている。国境なき医師団(MSF)は11月9日に、緊急援助チームの第1陣を派遣。MSF日本からも、看護師とロジスティシャンが11月11日中に東京を出発し、現地へ向かう予定だ。

第1陣はすでにセブ島(ネグロス島とレイテ島の中間の中央ビサヤ地方に位置する)に到着している。しかし、被災地への立ち入りが困難を極めているため、現場のニーズを把握する状況に至っていない。

現地では、レイテ島のタクロバン空港が被災。道路は遮断されており、電話通信も不可能となっているため、援助ニーズの調査や人道援助を届けることが難しい現状だ。(2013年11月10日現在)

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救援物資を発送、スタッフ30人も数日内に

MSFは救援体制を強化しており、医療従事者、ロジスティシャン(物資調達、施設・機材・車両管理など幅広い業務を担当するスタッフ)、心理療法士などを含むスタッフ30人も数日以内には到着する予定だ。

また、200トンの医療・救援物資を3日以内にセブ島に移送する。1機目は11月11日にドバイを出発する予定。2機目は11月12日にベルギーを出発する。救援物資には、負傷者の治療に使用する医療キット、診察用の資機材、破傷風ワクチン、テントや衛生キットなどの救援物資が含まれる。

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