アフガニスタン:MSF、人道援助団体への暴力を強く非難

2013年05月31日掲載

アフガニスタン東部のジャララバードで、赤十字国際委員会の事務所が攻撃された。この事件を受け、国境なき医師団(MSF)は、人道援助スタッフと関連施設への暴力を強く非難する。

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援助を受けている人びとに深刻な影響

MSFのオペレーション・ディレクターであるブリス・デ・ル・ヴィンヌは「MSFは、常に安全・中立である人道援助スタッフと医療施設を尊重するよう、アフガニスタン紛争の全当事者に求めます」との声明を発表した。

アフガニスタンでは、どの勢力にも偏らない人道援助のニーズが依然として高い。デ・ル・ヴィンヌは「暴力行為は人道団体の援助能力を制限するものです。その結果、援助に頼るところの大きいアフガニスタンの人びとにも深刻な影響が及ぶことになります」と指摘する。

MSFは首都カブール東部のアーメッド・シャー・ババ病院、ヘルマンド州ラシュカルガのブースト病院で活動。また、北部のクンドゥーズ州では外傷外科病院を運営し、救命手術を提供している。さらに、東部のホースト州にもMSFの産科病院があるが、いずれの地域でも無償で医療を行っている。アフガニスタンにおけるMSFの活動は民間からの寄付のみを財源とし、いずれの国の政府からも資金提供を受けていない。

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