コンゴ民主共和国:エボラ出血熱を確認――MSF、緊急対応チームを派遣

2017年05月15日掲載

コンゴ民主共和国では3年前にもエボラが流行した(2014年9月撮影) コンゴ民主共和国では3年前にもエボラが流行した
(2014年9月撮影)

コンゴ民主共和国の北部に位置するバ・ウエレ州リカティ保健区域で、エボラ出血熱の症例1件を世界保健機関(WHO)が確認した。さらに、2017年5月13日までに亡くなった患者3人を含む9件の症例が調査の対象となっている。

国境なき医師団(MSF)は5月13日時点で、チーム14人をリカティに派遣した。また、保健省チーム(10人)とともに緊急対応の準備を進めている。MSFチームには医師、看護師、ロジスティシャン(物資調達、施設・機材・車両管理など幅広い業務を担当)、給排水・衛生専門家、健康教育スタッフ、疫学専門家が含まれる。

MSFはさらに、リカティで活動している複数の団体との合同調査を検討している。エボラ治療センターの建設や、感染疑い・感染確定の患者への治療の援助も行う可能性がある。要望があれば、地元の診療所でのトリアージ(※)や、感染疑いの患者の他施設への引き継ぎに協力する。感染制御に必要な衛生対策を徹底するため巡回・監視体制を敷くことも考えられる。

MSFチームがリカティで速やかに活動を始められるように、首都キンシャサから医薬品などの物資(計15トン)を空輸することも予定している。

  • 重症度、緊急度などによって治療の優先順位を決めること。

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