首都ブジュンブラでコレラの新たな流行、MSFは治療センターを再開

2005年08月30日掲載

8月の初旬から、ブルンジの首都ブジュンブラで149人がコレラを発症している。今年2度目の流行で、Musaga地区での給水不足によって引き起こされた。現在、市の他の地域にも拡大しつつある。国境なき医 師団(MSF)は、保健省による対応を支援するため、コレラ治療センターを再開した。

ブジュンブラでプログラム責任者を務めるマルク・ド・リジックはこう説明する。「私たちは、運営している病院の敷地内に必要時にはいつでも患者に治療を提供できるようコレラ病棟を設置しており、そ こを再開しました。一般病棟にいたコレラ感染が疑われる患者全員をこのセンターに移しました。ここでは最大100人を受け入れることができ、治療は無料です。多くの人々は治療費を払えないため、この点は とても重要です。19日に再開してから50人の患者が入院しました。」

コレラ患者の治療は比較的容易で、多量の水分補給と場合によっては抗生物質の投与を行う。平均して、治療には2日間かかる。一方、コレラ流行の制圧ははるかに難しい。MSFのセンターのような治療施設 では、患者の厳密な隔離、一連の消毒、廃棄物の管理が必要になる。

ロジスティシャンのリオネル・ムニエは、その方法の一部を説明する。「病棟の入口には監視員がいて、出入りする患者全員を消毒します。患者はまた、塩素消毒槽で脚や体も殺菌しなければなりません。 同様に、患者を搬送してきた車両や患者の住居も消毒する必要があります。このような活動では、ほとんど潔癖症のようにならなければなりません。」

ブルンジの保健省は、感染者の出た近隣地域での消毒と清掃に取り組んでおり、住民に対し感染防止に必要な手段を知らせるキャンペーンを実施している。コレラはこの地域では風土病で、不完全な給水シ ステムにより水不足が続いた場合、流行する危険は常にある。ブジュンブラでの前回の流行は今年1月に発生している。

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