ネパール: MSFの緊急援助物資が到着――テント病院を被災地へ

2015年05月01日掲載

避難場所で援助を待つ被災者たち(カトマンズ) 避難場所で援助を待つ被災者たち(カトマンズ)

ネパール大地震の緊急援助の一環で、2015年4月29日夜、首都カトマンズの空港に、国境なき医師団(MSF)が手配した貨物機の第1便が到着した。緊急援助物資はすべて税関を通過した。

フランス発の同便で空輸した物資は、野外病院となる空気膨張式テント4張や医療物資など。MSFでは、援助ニーズが高く、野外病院が最も必要とされている場所の選定を進めている。(4月30日午前時点)

孤立した村で移動診療開始へ

カトマンズの東に位置し、震災被害の深刻なバクタプル郡では、MSFの外科チームが病院支援を開始する。

医師、看護師、ロジスティシャン各1人で編成したチームは、シンドゥパルチョーク郡の山間部の孤立村落を対象とした移動診療を行うため、ヘリコプターでカトマンズを出発した。目的地の山間部も震災被害が深刻だが、援助がほとんど行われていない。

別のチームは、ゴルカ郡グンバ村に仮設住居キット200組以上を搬入した。また、カトマンズとバクタプルの2ヵ所では、地震で負傷した人びとのクラッシュ症候群(挫滅症候群)について、地元病院の対応能力を調査している。

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