ネパール:地震被災地に医療援助チームを追加派遣――日本からも5人が出発

2015年04月27日掲載

ネパール

国境なき医師団(MSF)は大地震に見舞われたネパールに向け、2015年4月26日現在、合計8チームの派遣を進めている。MSF日本事務局からは、外科医、看護師、コーディネーター、ロジスティシャン(※)などを含む5人のチームが4月27日にネパールに向けて出発する。チームは、カトマンズでヨーロッパから来る別チームと合流。外科手術の機能を備えた仮設病院開設に向け現地調査を開始する。

  • 物資調達、施設・機材・車両管理など幅広い業務を担当

インド・欧州からも現地を目指す

ベルギーからカトマンズに出発するMSFチーム ベルギーからカトマンズに出発するMSFチーム

インド北部ビハール州からは4チームが陸路で被災地に向かっており、4月26日午前、ネパール国境で入国許可を待っている。また、インドのデリーを発った別の1チームは空路でネパールに向かったが、余震で1度引き返した後、再びカトマンズに向かっている。このチームは26日中に現地入りし、医療援助を開始する見込み。

ヨーロッパからも医療援助チームと物資が次々とネパールを目指している。ベルギーのブリュッセルからは、高技能をもつスタッフ8人で構成された外科チーム1班が26日午後、カトマンズに向けて出発した。同チームの目的は外科病院の立ち上げと、遠隔地の被災者が対象となる移動診療。一方、フランスのボルドーにあるMSFのロジスティック・センターでは、追加の緊急物資の発送作業が進行中。MSFでは、緊急事態に素早く対応できるように、常に通関済みの救援物資を保管しており、今回も迅速に物資を被災地に届けることができる。さらにオランダのアムステルダムからも、医療および給排水・衛生活動の能力を有する1チームの派遣が予定されている。

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