フィリピン:台風30号被災地でのMSF援助実績

2014年12月25日掲載

フィリピンのレイテ島、サマール島、パナイ島などを史上最大級の台風30号が直撃したのは2013年11月8日のことでした。それから1年余りが過ぎた現在も、国境なき医師団(MSF)は被災各地で医療援助活動を続けています。

このたび、2013年11月8日~2014年11月8日までのMSF援助実績がまとまりましたのでご報告致します。MSFが治療した外来患者は約9.6万件、入院患者は5000人を超えました。地域の病院・診療所計29ヵ所の復旧を支援したほか、緊急用食料、飲料水、毛布や蚊帳などの生活物資の配布も行いました。

その活動資金は、日本をはじめ全世界から届けられた寄付でまかなわれました。その総額は3240万ユーロ(約47億4100万円)に達し、2013年~2014年は2460万ユーロ(約35億9900万円)を支出しました。

2015年~2016年予算は320万ユーロ(約4億6800万円)としています。一方、被災各地は復興が急速に進み、地域医療は被災前の水準へと戻りつつあります。こうした状況の改善を受け、残額の500万ユーロ(約7億3200万円)を、エボラ出血熱の流行地域や、紛争地・難民キャンプでの援助活動へと振り替えます。

寄付をはじめさまざまな形でご支援くださった皆さまに、改めて御礼申し上げます。

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