ロシア:南部 襲撃事件

2005年10月16日掲載

ロシア南部カバルジノ・バルカル共和国の首都ナリチク市で13日(木)、治安部隊と武装勢力のあいだで戦闘が発生したことを受け、国境なき医師団(MSF)は市の病院に緊急医療キットを提供した。終日、銃声と爆発が散発的に続くなか、負傷者が病院に運び込まれて来た。カバルジノ・バルカル共和国は、情勢不安が続くロシア・北コーカサス地方に位置する。

MSFはこの地方で1999年から活動しており、チェチェン共和国およびイングーシ共和国での紛争の犠牲者に対し、医療と心理ケアの提供を行ってきた。この地方でのMSFの活動責任者、アンドリュー・カニングハムは、「暴力がカバルジノ・バルカル共和国にも及んだことで、すでに非常に厳しくなっているコーカサス地方における人道的状況はさらに悪化する可能性がある」と述べている。

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