MSF、スーダン政府より「2007年ボランティアNGO賞」を受賞 -MSFはスーダン政府のダルフール危機における責任について強調-

2007年06月15日掲載

スーダン政府は、国境なき医師団(MSF)に対し、その専門性と献身を評価し、「2007年ボランティアNGO賞」を授与することを決定した。

MSFは今回の受賞の機会を用いて、未だ続くダルフール危機に注意を向けるよう呼びかけている。MSFインターナショナル会長のクリストフ・フルニエ医師は語る。「ダルフール地方では現在、2百万人以上が家を追われ、避難民キャンプに閉じ込められ、悲惨な状態で暮らしています。紛争や暴力が続いている一方で、私たちの活動は政情不安により妨げられています。同地方において、全ての紛争当事者が一般市民と、援助を必要とする人びとに対して活動する人道援助従事者の安全を保証しなければなりません。MSFはこの受賞の機会を用いて、スーダン政府に国民に対する人道的な義務を果たすように訴えます。」

MSFは紛争状況下における政治的活動と人道援助活動の混同がさらに増長していることを懸念し続けており、最も必要とする人びとに援助を提供するために独立・公平・中立であり続けることを明言する。

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