コンゴ民主共和国:タンクローリー爆発による被害者の治療支援を継続
2010年07月22日掲載
国境なき医師団(MSF)は、今月初めにコンゴ民主共和国(以下、「コンゴ」)南キブ州サンジュ村で起きたタンクローリーの横転・爆発事故を受けて、州内にある病院数ヵ所でやけど患者の治療を続けている。コンゴ保健省からの最新データによると、亡くなった人は269人に達した。
3ヵ所の病院に分かれて治療を支援
MSFは、3ヵ所の病院に分かれて治療を支援している。ウビラでは第二~三度*のやけどを負った患者28人、ブカブのパンジ病院では患者8人、サンジュの地元病院では、入院患者16人とさらに外来患者12人の治療を支援している。
*やけどは程度により3つに分類され、第一度は軽度、第二度は中度、第三度は重度のやけどを指す。
ブカブの総合病院では、このほかに6人の患者が治療を受けている。
ウビラでは、MSFは集中治療看護、手術、植皮、麻酔、検査室の支援、理学療法を行い、爆発事故被害者への心理ケア支援を始めようとしている。
政府機関やイスラエルの専門チームと連携を密にして活動
MSFは、テルアビブのシェバ病院から派遣された外科医4人と看護師1人で構成されるイスラエルのやけど専門チーム、およびキンシャサから派遣されたコンゴ保健省の多数の外科医と緊密に協力をしている。
ブカブとサンガでは、MSFは集中治療看護にも従事し、医療物資供給を通じて保健省を支援している。
すべての活動地点において、MSFは患者ごとに包括的な治療計画を立て、疼痛管理(痛みのケア)、感染対策、栄養治療、理学療法、心理ケアに重点的に取り組むことで、やけどの負傷者が必要な専門治療を受けられるようにしている。
この高度な専門的援助活動において、MSFは州当局調整下で緊密に協力をしながら、被害者に適正な治療が行われるようにしている。
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