ソマリア:予防接種キャンペーン時にグリ・エル市で起きた武力衝突に対応
2010年06月07日掲載
2010年6月3日、ソマリアのガルグドゥード地方で起こった最近の武力衝突を受け、国境なき医師団(MSF)は、グリ・エル市のイスタルリン病院で負傷した患者の治療を行った。
イスタルリン病院における最近の医療状況
ベッド数80床のイスタルリン病院では、栄養失調、百日咳やはしかの患者への治療で、ほとんどの病棟が満室に近い状態で運営されている。
4月下旬、MSFはグリ・エル市とその近辺で予防接種キャンペーンに着手した。現時点では、はしかの予防接種を3937人、百日咳の予防接種を2 552人に行った。
MSFは医療人道援助団体として、すべて地域の患者が医療を受けられるよう保証され、医療施設と負傷者の緊急搬送手段の中立性が守られるよう、あらゆる関係者へ呼びかけている。
MSFはイスタルリン病院で2006年から活動を行っており、部族や宗教、政治に関わらず、医療ケアを必要としているすべての人びとを受け入れている。
MSFはソマリアで1991年から活動しており、現在は以下の8つの地域で医療援助を提供している。バナディル地方、ベイ地方、ヒーラーン地方、ガルグドゥード地方、ジュバ川中流地方、シェベリ川中流地方、シェベリ川下流地方、ムドゥグ地方。
ソマリアでの活動は一般からの寄付金のみで運営し、いかなる政府からも資金援助は受けていない。
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