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医薬品特許プール:設立がさらに前進

2010年05月12日掲載

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国際的な医薬品購入機関「国際医薬品購入ファシリティ(UNITAID)」の財務管理委員会が4月第3週に開いた会議で、医薬品特許プールの運営機構を創設するための予算が承認された。これにより当初の予定どおり、7月の医薬品特許プールの設立に向けて計画が進むこととなった。


今年2月5日に開かれたUNITAID理事会の特別会議の後、当初は設立が遅れるかと思われたが、今回の設立予算の承認は大きな進展である。

医薬品特許プールの運営機構は今年7月までに設立される見込みだが、特許プールに自社が保有する特許権を供与してもらうための特許権者との交渉は、機構の設立後に開始される。2009年に国境なき医師団(MSF)が特許プールへの参加を促した製薬会社8社が、特許プール運営機構との公式協議に参加し、各社が保有する特許権を特許プールに提供するかどうかは、交渉が開始してから明らかになる。

MSFは引き続き、特許プール設立の進捗を注視し、事態の進展を報告する。

HIV感染者のうち、命をつなぐ抗レトロウイルス薬(ARV)を入手できるのは、わずか3人に1人である。MSFの活動地域の状況に適した安価で効果的な医薬品が不足していることが、患者が必要な薬を入手できない大きな障害になっている。特許プールはこうした状況を変え、命をつなぐための薬を必要とする数百万の人びとに提供することを可能にする。

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