ソマリア:戦闘によりモガディシオ近郊の診療所の活動を一時中断
2010年05月07日掲載
現地時間5月5日、国境なき医師団(MSF)は、首都モガディシオの西にあるハワ・アブディ診療所で発生した事件のために、この診療所での活動の一時中断を余儀なくされた。事件はMSFの活動に無関係の戦闘行為が、大規模な衝突に至ったものである。MSFの診療所は武装勢力に占拠され、ソマリア人スタッフの何名かが一時的に施設内に拘束された。
事件を受けて、MSFは患者を他の医療施設へ移送しなければならなかった。MSFは患者の容態について非常に懸念しており、治安の回復を待ってただちにハワ・アブディでの医療活動を再開したいと考えている。
MSFは現在も5日に起こった事件の正確な状況について確認にあたっており、これに対する地方当局の支援に謝意を表するものである。
MSFはここに再び、ソマリア国内の紛争の各当事者に対し、医療施設とそこで働く医療従事者の安全を尊重することを訴える。
MSFはモガディシオから西に約15km離れたハワ・アブディの診療所で、外来部門、小児入院病棟、コレラ・下痢治療センター、栄養治療プログラムを運営するほか、トラックによる給水、毛布などの救援物資を配布している。モガディシオの北西約25kmのアフグーエでは、MSFは外来部門、栄養治療センターでの治療を支援するほか、医薬品を始めとする医療物資の提供や、病院職員への報奨金支給によって病院自体の活動を支援している。
MSFはソマリアで1991年から活動しており、以下の8つの地域で医療援助を提供している。バナディル地方、ベイ地方、ガルグドゥード地方、ヒーラーン地方、ジュバ川下流地方、シェベリ川中流地方、シェベリ川下流地方、ムドゥグ地方。
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