世界マラリアデー 2010
2010年04月掲載
4月25日は「世界マラリアデー」。
世界保健機関(WHO)によると、簡便で有効なツールが存在するにもかかわらず、毎年世界で100万人近くの人びとがマラリアで命を落としています。国境なき医師団(MSF)は30ヵ国以上の活動地で、毎年100万人の治療にあたっています。…… 続きを読む
この特集では、マラリアに関する情報や、MSFの活動地の一つ、マリ共和国(以下、「マリ」)の現状と人びとの声をお伝えします。
マラリアとは?
マラリアは、蚊の一種ハマダラカが刺すことで媒介する寄生虫が原因で発症する病気。アフリカ、アジア、ラテンアメリカの熱帯地方など、高温多湿の場所で発生します。

おばとカンダ・コネ(5歳)
どんな症状?
マラリア原虫は体内に酸素を運ぶ赤血球を破壊するため、貧血が起こって臓器に十分な酸素が行き渡らなくなり、治療をしなければ、昏睡状態に陥ったり、死亡したりします。
治療法は?
MSFでは、非常に効果の高い、アルテミシニン誘導体と他の抗マラリア薬の併用療法(ACT)によるマラリア治療を行っています。毒性が低く、副作用は少なく、マラリア原虫に迅速に作用します。
MSFのマラリア活動地
※MSFの旗をクリックすると2009年のMSFによるマラリアの診療数と写真が表示されます。
マリにおけるマラリア対策プログラム
MSFは、マリ南部のカンガバ地区で活動している。この地域では、マラリアが主な死因で、最もまん延している疾病だ。マリは貧しい国で、特に雨季には多くの村が孤立し、マラリアが急速にまん延する中、医療を受けられる人は少ない。…… 続きを読む
子どもたちの証言
![]() | カンダ・コネ、5歳 |
![]() | ナンタネ・トラオレ、13歳 |
![]() | アブロ・コネ、10歳 |
現地レポート
「もうマラリアで命を落とす子はいません」
「昔は、この村では毎週マラリアで亡くなる子どもがいました。1日に1人亡くすこともありました」。マリ南部にあるデゲラ村の長老は、こう語る。アフリカ全域の多くの村と同様、この村でも、雨季の間、マラリアは子どもたちにとって深刻な脅威となっている。…… 続きを読む
スライドショー
- 5歳の患者カンダとMSFスタッフのファトゥマタ
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カンダはマラリアに感染しています。彼の村のMSFマラリア対応スタッフのファトゥマタの治療で、カンダが元気に走り回れるようになるまでの様子を写真で紹介します。
- 村の真ん中でマラリアを治療する
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マリ南部のカンガバ地域にあるデゲラ村の広場で、村のマラリア治療スタッフによる診察の様子を写真で紹介します。
- ブルンジ:北部で展開するMSFのマラリア対応
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2010年1月、ブルンジ政府は国境なき医師団(MSF)に、北部で急増しているマラリアへの対応に支援を求めました。MSFは診断、治療、重症患者の搬送、そして、予防のための蚊帳の配布を行っています。
過去の世界マラリアデー
関連情報
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- マリにおけるマラリア対策プログラム
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- マリ:幼いマラリア患者の証言(アブロ・コネ、10歳)
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- マリ:幼いマラリア患者の証言(ナンタネ・トラオレ、13歳)
- 2010年4月23日
- マリ:幼いマラリア患者の証言(カンダ・コネ、5歳)






















