中国:青海地震で医療機関に被害。医療ニーズ調査を継続
2010年04月19日掲載
中国政府系報道機関の発表によると、今回のマグニチュード6.9の地震による死者は青海省玉樹県で1706人、負傷者1万2128人、うち重傷者は1394人にのぼった。3人で構成されるMSFの調査チームは4月17日(土)夜に玉樹県に到着し、18日(日)は当局と会見して医療ニーズの確認にあたった。
現地保健当局および中国外務省高官が調査チームに語ったところによると、災害初期段階における緊急援助対応としては、MSFの援助は必ずしも必要でないとのことである。
今回の地震による重傷者は既に省都シーニン(西寧)と近隣の省へと搬送されている。中国軍は町の中心部に巨大な野外病院を建て、軍の衛生保健従事者と民間人のボランティアが救援にあたっている。MSFの調査チームによると、この施設は受け入れ可能な人数を超える状況ではなく、設備もそろっており、集中治療ユニットも完全に機能している状態である。
調査チームは19日(月)も調査を続け、この地域の主要な町で、被害も大きいとされる結古鎮周辺の複数の村で、医療ニーズが存在するか確認する。
今回の地震による被害は広範にわたっており、結古鎮では災害前に機能していた医療施設が破壊されたか、一部損壊の被害を受けている。調査チームは、今回の地震によって閉鎖している医療施設を修復することで何らかの対応を行えないかなどをみる。
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