• English
  • 한국어

RSS

ご寄付に関するお問い合わせ・資料請求は フリーダイヤル 0120-999-199

寄付する

  1. TOP
  2. 活動ニュース
  3. ニュース
  4. パキスタン:北西辺境州での爆弾の爆発により44人が死亡、88人が重傷を負う

パキスタン:北西辺境州での爆弾の爆発により44人が死亡、88人が重傷を負う

2010年04月06日掲載

Bookmark and Share

4月5日にパキスタン北西辺境州、ロワー・ディール郡で発生した爆発事件を受けて、国境なき医師団(MSF)およびパキスタン保健省の医師と医療スタッフらは負傷者88人の治療にあたった。負傷者の多くは、この爆発によって重傷を負っていた。


パキスタン

今回の爆発はMSFが支援してきた郡の拠点病院からおよそ600メートルの地点にあるティムルガラ町内で起きた。現地での優先課題の一つは、このティムルガラ地域病院が、一度に多数の負傷者が出た場合にも対応できるよう支援することだった。今回、開放骨折や腹部損傷を負った患者が数人出て、手術室では、MSFとパキスタン保健省の医療チームが5人に対して救命手術を行った。さらに、34人の患者が北西辺境州の主要都市、ペシャワール市にある医学校付属病院に搬送された。

この病院の救急処置室で活動に従事するMSFの医師、スロボダ医師は語る。
「爆発は聞こえただけでなく目で見ることさえできました。病院のすぐ外で、数分も経たないうちに、負傷者が殺到してきたのです」
この病院で活動する医療チームは、救急処置室そのものの中でトリアージを行い、大勢の負傷者に何とか対応している。

ここ半年間でMSFが率先して、この病院の救急処置室に搬送される大勢の負傷者への対応計画を立てざるをえなかったのは3度目になる。過去1年間、MSFは病院職員に向けて、このような事態に適切に対応できるように研修を行ってきた。スロボダ医師は語る。
「私たちの目的は可能な範囲で最もよい医療を必要な人に提供するということです。今回の爆発によって通常の規模をはるかに超える患者が救急処置室に運ばれてきましたが、かなりの数の命を救うことができています」

スロボダ医師は続ける。
「緊急対応時は特に、薬剤と医療物資が充分に供給されていることと、研修を受けたスタッフの数がそろっているということが重要です」

MSFとパキスタン保健省の医療チームは毎週およそ1100人の患者を治療している。MSFはこのほか、この病院に手術室1室、術後ケアユニット、および滅菌・廃棄物管理システムを新設している。


MSFは1998年以来、パキスタン国内の北西辺境州、連邦直轄部族地域、バロチスタン州およびカシミール地方で無償の医療を提供している。この活動は、武力紛争、医療の不足、自然災害の影響下にあるパキスタン人およびアフガニスタン難民に提供されている。

MSFはパキスタンにおける援助活動を、いかなる政府あるいは資金拠出機関からの助成金も受けずに、一般市民による寄付のみで運営している。

Bookmark and Share

関連情報

2012年1月6日
パキスタン: MSF、ハングー郡で2011年に2万人以上の患者を診療-2012年も活動を継続
2011年12月13日
パキスタン:「たとえ大海の一滴でも、患者のために闘う」――ハングー郡で活動した助産師のインタビュー
2011年10月14日
パキスタン:大洪水による避難世帯に医療を提供
2011年7月22日
論説「隠れみのにされる医療」――クリストファー・ストークス(MSFベルギー支部事務局長)
2011年7月15日
MSF、軍事目的での人道援助を示唆する動きに非難を表明

[パキスタン] に関連した情報を表示