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ブルンジ:「よい知らせ」と名づけられた赤ちゃん【3月8日 国際女性の日】

2010年03月08日掲載

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マリー・ニシザニェ(30歳)はブルンジ共和国の首都ブシュンブラ近郊のカベジにある国境なき医師団(MSF)の緊急産科治療センターに受け入れられた数千人の女性の一人である。


重度の栄養失調で搬送されてきた妊婦

汗のしずくが首筋を流れ落ちるが、目は輝いている。マリー・ニシザニェは、ブルンジ共和国の首都ブシュンブラ近郊のカベジにある国境なき医師団(MSF)の緊急産科治療センターのベッドに座っている。4日前に女児を出産した。

マリーは出産前に重度栄養失調にかかっていたため、入院した。この緊急産科治療センターにいる多くの女性と同様、彼女もMSFが持つ3台の救急車で自宅近くにある地域診療所から搬送されてきた。マリーの場合、この地域診療所では彼女が必要としていた輸血ができなかったからだ。

生まれたばかりの女の子は母親のひざの上で眠っている。この子はこの緊急産科治療センターが提供したカラフルな布にくるまれている。生まれた時は貧血と低体重だった。嘔吐が頻繁にあったが、今はずっと落ち着いている。

マリーは健康を取り戻しつつある。唇に色が戻り、脚のむくみも治まって今日は歩くこともできるようになった。5人の子どもの母親であるマリーは語る。
「MSFがいなかったら、子どもたちは母親を亡くしていたでしょう」

女の子の元気な誕生を喜ぶ母親と祖母

カべジの緊急産科治療センターで生まれた赤ちゃん。毎月多くの新生児が誕生している
カべジの緊急産科治療センターで生まれた赤ちゃん。
毎月多くの新生児が誕生している。

マリーの母親は祖母となった。彼女もベッドの上に腰掛けている。マリーを地域診療所に連れてきたのは、この人だ。このセンターにいる他の多くの祖母と同様、マリーの母親も娘の世話をし、このカベジ緊急産科治療センターが提供する食品を料理して娘に与えている。

マリーは娘を無事に誕生させることができ、自分自身も治療を受けられたことを喜んでいる。しかし、退院して自宅に帰ると、どうなるかはわからない状況だ。マリーの夫は彼女が病気になったとき、彼女と関わりたがらなかった。マリーがカベジにいて、出産したことも知らない。

しかし、マリーと彼女の母親はこの女の子が元気に生まれてきたことを幸せに思っている。2人はこの少女に「ンドゥワケザ」と名づけた。現地のキルンジ語で、「よい知らせ」という意味だ。

ブルンジ:カベジ緊急産科センターでの活動【3月8日 国際女性の日】ビデオギャラリー 英語、mp4形式)

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