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スマトラ島沖地震、サモア諸島沖地震、フィリピン洪水

2009年10月05日掲載

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国境なき医師団の緊急医療チームが援助活動を本格化

緊急募金を受付中

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フィリピン、サモア諸島、インドネシアで連続して発生した自然災害を受け、国境なき医師団(MSF)は複数の緊急チームを被災地に派遣し、活動を本格化させている。

MSF日本支部はこれを受け10月2日、この3地域での活動に充てる資金を募るため、緊急募金の受付を開始した。

スマトラ島の被災地に向けては、日本からも看護師3名とロジスティシャン(物資調達管理調整員)1名が10月3日に出発した。

MSFの緊急医療チームは、これらの被災地で援助の網からこぼれ落ち見過ごされている人びとのニーズに応えることに集中し、外科手術から救援物資の配布まで、さまざまな活動を念頭において状況調査を幅広く実施している。特に被害の深刻なインドネシア・スマトラ島沖地震の被災地では大規模な援助活動を展開すべく、人員と物資を結集させている。

―活動概況―

インドネシア・スマトラ島沖地震

9月30日の大地震を受け、10月3日には国境なき医師団(MSF)が派遣した最初のチームが被災地に到着。外科医、腎臓の専門家*、看護師、心理療法士とロジスティシャン(物資調達管理調整員)を含む約20人のスタッフが、パダン市とその周辺地域におけるニーズ調査をただちに開始した。

現在最も被害が懸念されているのは、パリアマン市とその周辺農村地域である。パリアマン市はパダン市の北約50kmに位置し、最も被害の大きかった町の一つ。また、その周辺農村地域ではいくつかの村が地すべりによって完全に破壊され、救援活動の開始が現在も難しい状況にある。

*がれきなどの下に長時間取り残された場合、筋肉組織に強い圧力がかかって大量の毒素が血液中に流れ込み、腎不全をもたらす「クラッシュ・シンドローム」の恐れがある。腎臓透析を必要とし、治療が受けられないと死に至る危険がある。

フィリピン洪水

9月26日の台風16号「ケッツァーナ」による洪水で深刻な被害を受けた地域の一つ、リサール州での被害状況調査を経て、MSFは9月29日よりモンタルバンの避難所での診療を開始した。この日だけで80件の診療を行った。毛布、調理器具、マットレス、燃料缶、衛生用品など食糧以外の物資の配給も行っている。また、複数のチームが水位の上昇で最も大きな被害を受けたマニラ市内のスラムや最貧層居住地域で、重点的に活動に取り組んでいる。フィリピンでの活動には、MSF海外派遣スタッフ11名に加え、更なる増員が予定されている。

サモア地震

9月29日に発生した大地震を受け、サモアにおける医療援助のニーズを調査するため、緊急コーディネーター、水衛生専門家、心理ケア専門家を現地に派遣した。


寄付の申込みは、同団体のウェブサイト www.msf.or.jp またはフリーダイヤル 0120-999-199(9:00-19:00 無休)から可能。

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