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インドネシア:スマトラ島沖地震 専門家チームを派遣、救援物資を追加手配

2009年10月02日掲載

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倒壊した建物の前に立ち尽くす男性。
倒壊した建物の前に立ち尽くす男性。

10月1日、国境なき医師団(MSF)は6人の緊急対応チームをインドネシアに派遣した。

9月30日夕方に発生した大地震によって、当局の発表によると750人以上が死亡、数千人ががれきの下に閉じ込められている。この地震はインドネシアのスマトラ島沖を震源とし、マグニチュードは7.6、震源地に近いスマトラ島西岸にある都市パダンとパリアマンが甚大な被害を受けたと報じられている。

インドネシア当局は被災地で大規模な医療援助および食糧援助を開始した。MSFは、現地当局および過去にMSFで活動していたスタッフと連絡をとって現地のニーズについて事態の把握につとめるとともに、早急に被災地での調査を行う予定。

現地に向けて10月1日に出発するMSFチームは、緊急対応コーディネーター1人、看護師1人および心理療法士1人からなり、応急処置キットを持参する。このチームは、腎臓災害救援専門部会(RDRTF)から派遣された3人の腎臓専門医(腎臓医)チームに同行して活動する。RDRTFは災害後に高度専門分野および救命措置の医療支援を行う専門家のネットワーク。

RDRTFの腎臓医は、クラッシュ・シンドロームとよばれる症状の患者を治療するため、腎臓透析を行う予定である。クラッシュ・シンドロームとは、体内の激しい損傷により、ダメージを受けた筋肉から大量の毒素が血流に排出され、腎不全に陥る症状で、治療しなければ、命にかかわる。

また10月1日には、別の災害対応専門家がインドネシアに向けて、MSFの南米パナマにある拠点から出発した。このほか、後続で外科チームを含めた約15人のMSFスタッフが、ブリュッセル、パリ、バルセロナ、アテネを10月2、3日にかけて出発する。

さらに、救援物資と医療機器の準備が、ベルギーのブリュッセルとフランスのボルドーからの空輸に向け、進められている。


 

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