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シャーガス病:今こそ沈黙を破る時 -発見から100年-

2009年07月掲載

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世界中で数百万人がシャーガス病に感染していることを知らないまま生活しています。助けを求めることも、どうして具合が悪いのかもわからないまま、沈黙のうちに命を落とす危険があるのです。
今こそ行動を起し、診断と治療に集中すべき時です。


英語版特設サイト(フルバージョン) ホームページはこちら

シャーガス病とは?
2009年は、ブラジル人医師カルロス・シャーガスによるシャーガス病発見の100周年にあたります。1909年、シャーガス医師はこの感染症の存在を世界に伝えました。この発見は医療の歴史で特筆すべきものと考えられています。
発見から100年経った今も、成人や妊娠中の女性には有効性の高い治療法がなく、現行の治療法も患者の大部分にとっては手の届かないものです。シャーガス病に感染した多くの人は病気にかかっていることを知りません。これらの人びとの声は、問題に対応すべき政府や、新たな治療薬の研究開発にあたることもできる製薬会社に届いていません。100年間にわたって、シャーガス病は沈黙の病であり続けてきました。

どんな病気?

どうやって感染するの?

診断

治療

治療への課題

MSFの活動

プレスリリース(情報発信日 2009年7月9日)
シャーガス病との闘い:今こそ診断と治療に集中すべき時

シャーガス病発見から100周年にあたる今年、国境なき医師団(MSF)はシャーガス病への取り組みを訴えるキャンペーン「シャーガス病:今こそ沈黙を破る時」を開始する。MSFはシャーガス病の蔓延国に対して、感染者を顧みない状況を終わらせ、病原媒介生物の抑制だけに集中するのではなく、患者の診断と治療を支援するように求める。MSFはまた、世界でもっとも顧みられない病気のひとつであるシャーガス病治療のための新薬、設備の整っていない地域での使用に適したより迅速な診断検査、そしてより優れた経過検査のための研究開発を強化するよう呼びかけている。
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フォトギャラリー

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シャーガス病を治療する19の理由フォトギャラリーが開きます

ビデオ
アレハンドラ、2児の母「妊娠するまで病気のことは何も知りませんでした」
  グレシア、医学生「検査と治療の費用を聞いて、はじめはあきらめていました」
     
グアルベルト、33歳「健康だった祖父母が数日で亡くなるのを見ました」
  ファビオラとダニエラ姉妹「妹には、薬が2種類とも体に合わないのです」
     
ラウラ(仮名)、39才「歩くだけでも疲れてしまうようになりました」
  ワルド「治療には毎日2錠半の薬を、60日間飲むのです」


 

報告書 「シャーガス病:今こそ沈黙を破る時」(英語版) (2009年7月発表)

内臓疾患によって死ぬかもしれない病気にかかったまま何年も分からないとしたら?
服用できる薬がなく、あったとしても法外な値段だったら?
南米に多くみられるシャーガス病の患者は長らくその問題に直面し、毎年1万4千人が命を落としています。
これに対し、MSFは患者の早期発見、診断、治療、治療法の改善、地域社会との連携など様々な方面から取り組んでいます。シャーガス病発見から100周年を機に、この疾患をめぐる現状と治療戦略の展望を紹介します。

ダウンロードする(英語版)PDFファイルが開きます

参考文献

1.オンライン医学ジャーナル『PLoS』に掲載の「顧みられない病気のためのイニシアティブ(DNDi)」によるシャーガス病治療に関する論文(2009年7月発表)
"New, Improved Treatments for Chagas Disease: From the R&D Pipeline to the Patients"
Isabela Ribeiro, Ann-Marie Sevcsik, Fabiana Alves, Graciela Diap, Robert Don, Michael O. Harhay, Shing Chang, Bernard Pecoul
PLoS Negl Trop Dis 2009;3(7): e484
http://www.plosntds.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pntd.0000484

 

2.オンライン医学ジャーナル『PLoS』編集長エディトリアル“グローバリゼーションの時代における公共保健の共通課題としてのシャーガス病”(仮訳)(2009年7月掲載)
PLoS editorial:
The Unfinished Public Health Agenda of Chagas Disease in the Era of Globalization
Carlos Franco-Paredes, Maria Elena Bottazzi, Peter J. Hotez
PLoS Negl Trop Dis 2009;3(7): e470
http://www.plosntds.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pntd.0000470

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