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ナイジェリア:暴動後のジョス市において状況調査と医療提供

2008年12月15日掲載

国境なき医師団(MSF)は、ナイジェリアのプラトー州ジョス市で11月末に行われた選挙結果を受けて発生した暴動で300人の死亡が報告されたことを受け、調査を実施し、医療機関の支援にあたった。

12月1日と2日、MSFチームは負傷者の治療に当たった医療機関を訪問し、その状況を調査した。

イスラム教徒とキリスト教徒の間では今も緊迫した状態が続いている。負傷者の中には、警察に連行されるのを恐れて、または他民族の地域にある病院に行くのを躊躇して、未だに治療を受けていない人びとがおり、正確な負傷者数を把握するのは難しい。

ジョス大学病院では、これまで約280人の患者(銃弾、なたによる負傷者)を処置。そのうち100人に手術を実施した。病床数500床のこの病院には、先週の暴動で負傷した200人の患者が入院した。MSFは医薬品と消毒剤を提供。ジョス大学病院は現時点ではこのような患者の急増に対応することができている。

また専門病院では、緊急治療室で約200人の患者に治療を行い、そのうち50人が手術を受けた。市内中心部のモスクの隣に設置された仮診療所でも、暴動中30人の負傷者を治療した。さらにMSFチームは、イスラム教徒居住区にある他の診療所2ヵ所を訪問。これらの診療所では40人の負傷者が治療を受け、6人が亡くなっている。

市街部は市場や店が閉鎖されたままで、交通量も少なく、まだ通常の状態には戻っていない。約4千人の人びとが家に帰ることを恐れ、一時的に小学校や中学校に避難している。避難民たちにはすでに衣類の寄付が届いており、MSFは毛布や蚊帳などの救援物資を提供し、衛生状態を改善する計画を立てている。

状況は依然として不安定であるが、MSFはこれらに加えて、病院に行くのをためらう負傷者や、怖がって病院に行こうとしない負傷者の状況を今後も注視していく。

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