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コンゴ民主共和国:キブ州情勢 ―11月24日現在―

2008年11月26日掲載

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11月24日、MSFチームは11月第4週にかけて治安状況の悪かったルベロ地区にあるカイナ病院での活動を再開する。この地域における最近の戦闘により、数百人が避難を余儀なくされ、人道援助活動も停滞していた。更に南、カニャバヨンガにいる人びとの大部分はこの町から避難したため、MSFは恐怖の中で森に身を潜めているこれらの人びとの身を非常に案じている。これらの避難民を見つけ出して緊急支援を提供することが早急に必要である。

北キブ州の全域にかけて、家を失った人や地元住民の多くは、食糧、清潔な水、医療、毛布、衛生用品や避難シェルターなどの基本的物資を緊急に必要としている。

複数のチームがルチュルとキワンジャにある診療所数ヵ所と病院1ヵ所で活動している。外科チームはルチュル病院で10月に計406件の手術を行った。このうち、110件が銃創であった。

キワンジャ、キンヤンドニ、キブトゥトゥにある診療所からルチュル病院へ患者を搬送する救急サービスも継続している。11月第4週には、92人のコレラ患者がルチュル・コレラ治療センターにおいて治療を受け、23人がルバレにおいて治療を受けた。

3人の海外派遣スタッフからなるMSFの1チームは、コンゴ人スタッフとともにルチュルの西にあるニャンザレで現在活動している。現地の診療所では、37人の子どもたちが栄養失調の治療を受けており、21人の入院患者がいる。1日平均で75件の診察が行われている。

更に南に行ったところにあるカビゾ地方では、1チームがカビゾへ戻る予定である。そこから、チームは、避難民が安全を求め、またコレラの疑いがあると報告されているバンブに移動して、現地で状況を調査する予定である。

コレラやはしかなどの疾病が蔓延する危険性は、人びとが絶え間なく避難せざるを得なくなるにつれて増大する。


避難民キャンプにおける給水地点にて。

11月初頭以降、4万人を収容するキバティ・キャンプ(ゴマのすぐ北方)では、MSFのコレラ治療センターは169人の患者を受け入れた。ゴマにあるドン・ボスコ孤児院には、11月の初頭以降、1400人が避難してきた。別のMSFコレラ治療ユニットでは11月第2週~第4週にかけて190人の患者を治療したが、日々の入院者数は減少した。MSFは引き続き、キバティ・キャンプへトラックによる清潔な水の輸送を続けている。

ゴマ州立病院では、MSFの外科チームが13件の手術を行った。

ゴマの西方では、キロチェにある病院で活動しており、ムシャケ、カルバ、ルバヤといった前線の向こう側にある地域の医療施設3ヵ所を支援している。11月第4週、移動診療チームは773件の診察を行い、重症の患者についてはキロチェ病院に搬送した。同じ時期に、キロチェ病院においては282件の外来患者の診察があり、151人の患者が入院した。22日の週末にかけて、MSFは15件の救急外科手術を行った。このうち、2人は暴力による外傷であった。

サケ町近隣のシャシャ・キャンプでは、MSFの心理療法士が、紛争の結果として心理的な問題を抱えている人びとの相談にのれるように、現地スタッフに向けて研修を行った。約500人がグループ・セッションに参加し、特にショックの大きかった人は個別カウンセリングも受けた。

ゴマの北西にあるキチャンガ、ムウェソ、マシシでは、引き続き1次医療と二次医療を提供しており、また移動診療を実施している。更に南方のミノバでは、1チームが現地の病院と診療所各1ヵ所を支援し続けており、引き続きコレラ患者の治療にあたっている。

北方では、ブテンボにあるマタンダ病院を支援しており、ベニにおけるコレラの症例に対応している。

北キブ州の北東部にあたるイトゥリ地方では、複数のMSFチームが今も続く戦闘から避難してきている人びとを支援している。ゲティ町の周辺では、数千人の避難民が町を囲む森の中に逃げ込んでいる。MSFは5ヵ所で移動診療を行っており、重症患者をゲティおよびブニアにある病院へと搬送している。ブニアでは、14日から24日にかけて、26人の子どもが急性栄養失調の治療を受けている。

オー・ウエレ地区のドゥングでは、MSFチームは移動診療を通じて医療を提供している。11月第5週において、彼らは毛布、貯水容器、蚊帳および衣服をドゥングにいる500家族に提供する予定である。

MSFは危険も伴う中で可能な限りこの地域の調査を続け、最近の戦闘から避難せざるを得ず、保健医療のニーズが満たされていない人々を特定する作業を行っている。

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