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コンゴ民主共和国:キブ州情勢 ―11月7日現在―

2008年11月11日掲載

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国境なき医師団(MSF)のチームは北キブ州内の州都ゴマをはじめとする村や町において活動を続けている。MSFは最近の戦闘を受けて今も多くの人びとが移動し続けていることに引き続き強い懸念を表明する。

住む場所を追われた人びとの中には、北キブ州周辺に戻る人もいるが、家を失った人や地元住民の多くは、今もなお食糧、清潔な水、医療、毛布や避難所関連の基本的物資を緊急に必要としている。

ルチュルとその近隣のキワンジャでは激しい戦闘があり、現地では緊迫した状況が続いている。数千人がこの戦闘によって再び避難を余儀なくされた。7日、キワンジャへ向かおうとしたMSFの移動診療チームの一つはこの戦闘を受けて追い返された。

ルチュル病院は避難民で一杯であり、MSFは避難場所を提供するためにテントを設置した。医療チームは過去2日にわたって、戦闘で負傷した43人の患者をこの病院で治療した。病院には、更に多くの人が到着し続けている。6日以降、MSFはルチュルにある2つの診療所で50人以上の患者を治療した。その半数は子どもであった。MSFはこの町で活動している唯一の団体である。

7日はキバティでも戦闘があり、人びとは近隣のゴマに追い立てられた。現地にいる複数のMSFチームは移動診療を行い、清潔な水を提供し、キバティに新たなコレラ治療センターを設置していたところだった。

戦闘が始まった際、10人のコレラ患者がキバティにある治療施設から逃げ出した。MSFは別の10人をゴマ総合病院のコレラ治療センターに搬送することができた。キバティにおける状況は不安定なままだが、チームは8日にはコレラ患者をゴマへ搬送する救急搬送サービスを開始することが決まっている。

ゴマの西では、ムシャク地域とカルバ村において移動診療を開始している。また心理ケアを、サケ町の近くシャシャ・キャンプへ避難してきた人びとに提供している。更に南方のキロチェでは、現地の病院で外科と救急医療の支援を提供することが決まっている。

同じくゴマの西方にあるミノバでは、MSFチームの一つがコレラ治療センターを支援し続けている。このセンターは毎週50人の新規患者を受け入れている。

ゴマの北方、キチャンガとムウェソは比較的平穏である。MSFは一次医療と二次医療を提供し、移動診療を行っている。ゴマの80km北東にあるマシシでは、6人からなるMSFの海外派遣スタッフチームと80人のコンゴ人スタッフが病院と診療所各1ヵ所で医療を提供している。

東方のウガンダ国境地帯では、複数のMSFチームが数千人にのぼるコンゴ人難民と避難民の状態を調査している。

MSFは危険も伴う中で可能な限りこの地域の状況調査を続け、最近の戦闘から避難せざるを得ず、保健医療のニーズが満たされていない人びとを特定する作業を行っている。現在、北キブ州では医師、看護師、ロジスティシャン(物資調達管理調整員)、アドミニストレーター(財務・人事管理責任者)を含む52人ほどの海外派遣スタッフが、MSFの活動に参加している。

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