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ソマリア: 首都モガディシオでコレラ流行に対応 ― MSF、戦闘が及ぼす影響を懸念 ―

2007年04月13日掲載

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現在、首都モガディシオではコレラが流行しており、国境なき医師団(MSF)は数週間にわたる激しい戦闘が住民の健康状態に及ぼす影響を懸念している。

3月19日にモガディシオでコレラの症例が確認されて以来、MSFは800人以上の患者の治療を行った。しかし、戦闘の激化により、MSFが2週間前に開設したコレラ治療センター(CTC) に患者が訪れることがますます難しくなっている。また、MSFは戦闘によってモガディシオ市内の他の地域に行くことが出来ずにいる。

ソマリアで活動するMSFの医療コーディネーター、ヘンリー・ロドリゲスは話す。「これまでにMSFは800人以上の患者を受け入れていますが、うち40%は子どもです。MSFはモガディシオで15年にわたって活動し、12回のコレラ流行に対応してきましたが、この数字は、MSFが昨年モガディシオで治療したコレラ患者の総数を上回ります。コレラの患者数が増えているのは、本来モガディシオの他の地域で利用できるはずの医療施設が、戦闘により機能していないためです。また、安全な飲料水の供給や脱水症状の治療に必要な経口補水液ポイントの設置といった、コレラの流行を抑えるために必要な措置を取ることができません。」

モガディシオにあるMSFの診療所では、毎年10万人以上の患者に治療を提供しているが、戦闘によって住民は、モガディシオで医療を提供している数少ない病院や診療所などに行くことができなくなっていることを確認している。

戦闘により多数の避難民が出ており、人びとはモガディシオ郊外やソマリア中部のジョハールなど他の都市に避難している。親戚や友人のところに身を寄せている避難民が数万人いるとの報告もあるが、多くは避難所も食糧も水もない木陰で生活している。

治安悪化のためMSFは活動を展開することができず、結果として避難民が必要な援助を受けられずにいる。
MSFは患者と医療関係者の安全を懸念しており、戦闘の当事者に対し、民間人と人道援助団体に対する配慮を求めている。

ソマリアにおけるMSFの活動責任者、ハビエル・フェルナンデスは語る。「私たちが懸念しているのは、周辺地域にわずかに存続する医療施設を訪れることが極めて困難な状況にある住民の健康状態です。モガディシオ郊外には、私たちがアクセスすることができない何万人もの避難民がいることを確認しています。」

MSFは中立・公平の原則に基づき、1991年からソマリアに海外派遣スタッフを常置しているNGOである。

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