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コンゴ共和国:コレラ流行の最新情報

2007年02月22日掲載

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国境なき医師団(MSF)は、2007年1月からコンゴ共和国におけるコレラの発生に対応している。最初の感染例は、産油地域の主要港湾都市であるポワント・ノワールで発見された。

MSFは現在、コレラ患者の治療のために選定された保健省の4機関を支援している。具体的には、コレラ患者の隔離地域のインフラ強化、医薬品の提供や患者の治療における医療監督、水・衛生に関する専門技術や物資の提供を行っている。ポワント・ノワールでは1月以降、4千人以上のコレラ感染者と52人の死者が報告されている。

首都ブラザビルでは1月末に保健省がコレラ感染を確認した。新規感染者数は比較的少なく、安定している。2月12日現在、189人の感染者と3人の死者が報告されている。

ブラザビルでは、病院の敷地内にベッド数60床のコレラ治療センターが建設中である。MSFは保健省職員や現地赤十字のボランティアと協力して、患者の治療を行っている。首都から遠く離れたマカレケレとタレンゲイでも、MSFは病院の敷地内にある2ヵ所の小規模な治療センターを支援している。現在、外国人スタッフ12人と現地スタッフ55人がコレラの流行に対処している。

1月以降、MSFはコレラ治療キットをポワント・ノワールに1セット、ブラザビルに1セット発送している。また1万4千リットルの点滴液もポワント・ノワールへ配送している。MSFのコレラ治療キットには点滴液4千リットル、抗生物質、プラスチック製シート、石けん、消毒薬、消毒用の塩素、看護スタッフ用の手袋が入っている。1セットで最大625人の患者を治療できる。

コレラはビブリオ属のコレラ菌によって起こる腸の急性感染症である。潜伏期間は1~5日間で、水様性の下痢や嘔吐が主な症状である。このため、すぐに治療しなければ深刻な脱水症状を起こし、すぐに死に至る。コレラ菌は人間の大便を媒介して感染する。また、水や食糧が媒介することもあり、稀に人から人へ直接感染する可能性もある。言い換えれば、人間の場合、コレラ菌に汚染された食べ物や水を口にすると感染する。患者の衛生状態が悪く、便の処理が適切でないと、さらに病気の進行が速まる可能性がある。

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