MSFの活動状況
2005年01月10日掲載
伝染病の発生・流行に関する情報は、どの地域のどのチームも確認していない。これまでのところ各活動地での疫学的観察では、発生は見つかっていない。(1月1日付)
概況
- 外国人派遣ボランティア:158人
- ・MSFベルギー:50人
・MSFスペイン:10人
・MSFオランダ:39人
・MSFスイス:17人
・MSFフランス:42人
(1月10日付)
インドネシア
- 派遣ボランティア数:83名
- すでに運び込まれた物資量:282トン
- 物資:高栄養ビスケット、衛生・医療・外科手術用器具
(1月10日付)
MSFベルギー支部/フランス支部
(1月10日付)
はしかの患者が1名確認されたことを受け、MSFは現在活動を行っている国内のすべての地域ではしかの集団予防接種を行うことを決定。シグリ(Sigli)から始める予定。
コレラと思われる症状の患者数名、はしかの患者1~2人との報告があったが、誤報であることが後に判明した。
医療器具やロジスティック資材(プレハブの医療施設用材を含む)を満載したチャーター機が1月8日にベルギーのオステンドを出発。
1月8日、アチェ・ベサル(Aceh Besar)の医療チームは、避難キャンプとして使用している小学校で105件の診療を行った。ここでは、369人が教室やテントで暮らしている。13日間一切治療を受けられなかった負傷者6名が、治療のために病院へ搬送された。
医療チームの一員である心理学者は1月8日、5人のカウンセリングを行った。患者はてんかん性の発作や心身のストレス(2名)、精神性疾患などを抱 えており、カウンセリングは深い悲しみの中にある彼らを支援するためのものである。MSFは4人の心理学者でこの分野での援助活動を徐々に拡大していく予 定である。ほとんどの心理学者は、以前MSFが内戦により心に傷を負った人々へ同様の支援を行っていたアンボンから駆けつけている。
MSFベルギー支部は現在、アチェの5ヵ所(バンダ・アチェ、ムラボ、シグリ、ラムノ、ランペンゴ)で、約10万人の人々に援助を提供している。
- バンダ・アチェ(1月10日付、一部を除く)
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1月7日、バンダ・アチェのMSFチームはFakinah病院の患者のための緊急給水システムを設置した。MSFはアチェ西岸および東岸沿いの村から負傷者数名をこの病院へ搬送した。活動を指揮した水・衛生の専門家デルフィーヌ・モルティエは説明する。
「水はオーストラリアの消防団が毎日Fakinah病院に運んでいます。我々は15立方メートル(1万5千リットル)の給水バッグを地面に設置しました。 水が容易に流れるように屋上に設置するのが理想でしたが、地震により病院がどのような被害を受けているのか分かりません。屋上や壁に相当な重量のものを設 置するのは非常に危険です。それで2立方メートルのタンクを屋上に設置し、水を給水バッグからそこへポンプで汲み上げるようにしました。このタンクから地上にある蛇口台へ注ぎ込むことで、十分な水圧ができます。この蛇口からの水は、患者やその家族、スタッフが使用します。現在、給水バッグの総容量はひとつの病院には十分な大きさであり、給水能力も十分といえます。
また、緊急処置室と外科処置室に水を供給するためにすでに設置されていた別の給水システムがありました。Instruction roomの反対側にある池から、屋上にあるもうひとつのタンク(3~4立方メートル)に水を汲み上げます。池からの水は清潔ではないため、我々はこのタン クも給水バッグにつなぎ、浄水できるようにしています。
Fakinah病院勤務の医師1人とメンテナンス担当者が給水システムの設置を手伝ってくれ、日々の管理は彼らが行っていきます。いたって標準的な給水システムですが、平均して約100人の患者が暮らすこととなるこの病院には緊急に必要なものでした。」
1月8日と9日の2日間でバンダ・アチェの巡回診療チームは、Cot Keung地区のイスラム教系の学校で140件の診療を行った。通常30名の生徒と職員が住んでいるこの学校は、現在周辺地域からの被災民1,856人の 避難所となっている。ほとんどの人々が呼吸器感染症や怪我で苦しんでいるほか、出血性下痢の患者も1名出た。
約6千人が暮らすLeumpungキャンプでは巡回診療チームによる診療が続けられている。巡回診療では、心理面でのサポートも行われている。バン ダ・アチェ市内ではいくつかの援助組織が活動しているため、MSFの活動の必要性は見られない。MSFは市の周辺地域での活動に力を入れている。
チームはバンダ・アチェの町の60%余りが全壊していると報告している。町は一本の道路を挟んで二分され、町の低地の沿岸部側の住人は道の反対側の 高地へと避難している。人々は道に落ちているビニールなどでテントを張り仮ごしらえの住まいを作ろうとしている。一部の地域では食糧が不足し、また別の地 域では清潔な水が不足するといった状況となっている。町の一部では電力が供給されている。(12月29日付)町にはガソリンがほとんどない。バンダ・ア チェでの活動目標は、仮設の小児病院を一刻もはやく開設することにある。(1月2日付)
清潔な飲料水の不足に直面し、MSFの水・衛生チームはCik Di Tiro(バンダ・アチェ)のDepkesビルで避難生活を送る1700人に水を供給するため、5立方メートルの給水バッグを設置した。消毒ポイントは1 月3日に開設された。バンダ・アチェでは現在も通りに遺体が放置されたままである。MSFは1週間もこの特殊な作業を続けているインドネシア軍兵士と市民 ボランティアに対し、遺体収容袋447枚を提供した。さらに、MSFはこれらの作業スタッフのための消毒ポイントを設置しており、インドネシア赤新月社の スタッフに研修を行う予定である。(1月2日付)
- ムラボ(Meulaboh)
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グリーンピースの旗艦「虹の戦士」号が1月8日、ムラボで物資を下ろした。1月9日にはバンダ・アチェに戻る予定。(1月10日付)
1月6日、前日に調査を開始したムラボにヘリコプターによる輸送を行う。1回目は被災民への援助を行う予定である看護師7人を運び、次はさらに援助スタッフ3人と救援物資を運んだ。
人口3万1千人のムラボには29の避難キャンプがある。1月8日、MSFはキャンプでの巡回診療を開始した。
ムラボ病院の外科病棟は全く機能していなかったため、1月7日にMSFチームは外科病棟での活動を開始した。
- ラムノ(Lamno)
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10日までの診療ではラムノの人々に大きな健康面の問題は出ていない。(1月10日付)
MSFはラムノや西海岸へ給水バッグや給水システム用管や貯水タンクなどを運ぶために上陸用舟艇をチャーターした。これらの物資は避難民キャンプ(4千~8千人)や地域住民を対象に給水所を設置するためのものである。
ロジスティシャンや巡回診療チームとともに、水・衛生の専門家が7日にラムノへ向かい1週間滞在する予定である。この地域の全人口(被災民と住民)は1万1千人。チームが訪れた地域の8割は全壊していた。ここでは、住民の75%が津波で死亡したとの報告がある。現在MSFは診療活動を進めているとともに、大 部分の井戸が海水に浸かってしまったために、水・衛生環境の整備が緊急に必要であることを目の当たりにしている。(1月7日付)
- ランペンゴ(Lampe-Ngo)
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ランペンゴではMSFは約3千人の避難民を確認している。人々の話によると、住民の約80%が津波で行方不明となっている。残っている負傷者は小規模な外科的治療が必要としている。これまで人々は水に浸かった米を乾燥させて食いつないでいる。(1月4日付)
地域住民には食糧は問題となっていないが、避難民にとっては大きな悩みである。
人々を診察した結果、主な病気は感染症、水に起因する下痢、心理的トラウマであった。(1月7日付) - シグリ(Sigli)
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6ヵ月から15才までの子ども2万5千人を対象としたはしかの集団予防接種の準備が進められている。ワクチンと注射器はユニセフより支給される。(1月10日付)
東海岸シグリのMSFチームは公立の総合病院の外科病棟で活動を行った。このチームはシグリの3ヵ所にいる避難民1万1千人への巡回診療や予防接種などに活動を移行するため、インドネシア人保健スタッフのチームにこの活動を引き継いだ。シグリには5万人の被災民がいる。
バンダ・アチェ東部のダルサラム(Darussalam)地区のLam Asar Siemでは、1月6日、MSFの巡回診療チームが98件の診療を行った。ここでは約200人の住民と他の地域からの避難民100人が暮らしている。主な 問題は外傷、呼吸器感染症、皮膚疾患であるほか、ほとんどの人々が深刻なトラウマに苦しめられている。(1月8日付)
1月9日にエピセンター(MSFの疫学研究組織)から2名をアチェへ派遣する。
MSFオランダ支部
7日、すぺてのチームメンバー(派遣ボランティア22人)がメダンに到着した。貨物機もすべてメダンに到着し、10日にはバンダ・アチェに着く予定。(1月10日付)
メダンからLhoksemaweにかけての東海岸を調査した結果、多大な被害は見受けられなかった。そのため、メダンのチームは Lhoksemaweに移動する。このLhoksemaweチームは、主にBireunとKruengmaneを対象に、10日から調査を行う予定。この 地域で深刻な被害を受けたとされている地域は、Kruengmane、Biruen、シグリ。(シグリでは、ベルギー・フランス支部のチームが活動中) (1月10日付)
物資の供給、資金の流出入、人材の確保のため、アドミニストレーター・ロジスティシャンチームはメダンに残っている。調査チームが4つ作られた。(1月10日付)
オランダ支部は、ヘリコプターによるフライトを1ヵ月につき120時間確保。(1月10日付)
9日、Pulau We島(バンダ・アチェの北)に向けて調査チームが出発した。これまでのところ、12人の死亡が確認された。5,500人の避難民の生活状況は比較的よ く、援助は組織だって運営されており、地域の支援も手厚い。これまでのところ明白なニーズはないが、チームが戻ったときにさらに検討する。(1月10日 付)
メダンに残っていたチームはLhoksemaweまで陸路で移動した。(1月10日付)
10日、調整チームはバンダ・アチェで、フランス支部およびベルギー支部とのミーティングに出席する。残りのチームは3つに分かれ、シグリから Lhoksewaweまでの海岸沿いの地域を調査する。国際赤十字によれば、この道沿いに少なくとも6万家族(およそ30万人)が避難している。ビルエン の避難民が多いという情報が多数あるため、ビルエンを中心に活動することになるだろう。初期ニーズへの対応は地域の保健衛生機関が行っているが、すでに負 担過剰になっていると報告されている。(1月10日付)
MSFスイス支部
チームはメダンに到着した。西海岸、メラボから南の地域を中心に活動する予定。(1月10日付)
地震、津波、紛争により、インドネシア国内での移動は困難を極めている。(1月6日付)
避難民は、2つのタイプに分けられる。
- 地震が起きる前から、紛争のために避難していた「古い」国内避難民
- 地震により避難した「新しい」国内避難民
国内避難民キャンプの状況は危機的である。(1月6日付)
1月6日現在、スイス支部からの派遣ボランティアは5人。
ジャカルタ:活動責任者1人
メダン:医師1人とロジスティシャン1人
メダン:2人が今日出発予定。
今週末、さらに10人がインドネシアに派遣される予定。(1月6日付)
医療物資、シェルター、水・衛生関係の物資、薬、高タンパク食糧など40トンを積んだ貨物機が今週末に出る予定。(1月6日付)
10人(うち7人は医療従事者)がジャカルタ経由でバンダ・アチェに向かう予定。まず2人(医師とロジスティシャン)が、調査と活動開始準備のため、5日に出発した。(1月6日付)
ジャカルタに活動責任者が到着。
メダンで医療活動拠点の設置がほぼ終了。(1月6日付)医師とロジスティシャンが5日にメダンに向かう。
8日から10日にかけて、水・衛生関係の物資、食糧、その他の基本物資のキットを積んだ貨物機がメダンに送られる。7日に2つの調査チームが出発する予定。(1月5日付)
スリランカ
- 派遣ボランティア数:55名
- すでに運び込まれた物資量:225トン
- 物資:仮設病院開設キット3基、衛生・医療・外科手術用器具、テント、燃料、毛布、コレラ対応キット
- 予定貨物機数:5機
(1月10日付)
沿岸沿いの道路の多くを含む、一部の道路は通行止となっている。ガレ病院を含む一部の病院や保健センターは大きな被害を受けている。コロンボの空港は混雑 しており、ほぼ麻痺状態にある。どの地域にどれほどの量の地雷が敷設されているのかを掌握している人間がいないことから、地雷に関しては、情報の調整と連 絡が必要となっている。(12月30日付)
国の北部にある地雷原への影響についても報告はない。(12月29日付)
多くの援助関係者が到着し、もっとも早急に必要な援助需要はカバーされているようである。しかし、交通の便の悪さ(特に車両の不足)のため、MSFが活動の焦点としている辺境・遠隔地域へのアクセスは大変困難である。(1月4日付)
まだ援助を受けていない村々が残っていると考えられる。(1月4日付)
- トラウマ
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住民は恐怖を感じており、もとの場所に戻りたくないと考えている。津波による家の破壊をまぬがれた人々も、再び津波が来ること恐れて自宅から避難している。(1月6日付)
- 地域・国の結束
チームが入った地域は、地元が結束しコミュニティーによる助け合いがおこなわれており、状況は壊滅的ではない。家を失った人々は公共の建物や個人の家に身 を寄せており、食糧は調達できている。また水に関しても今のところは深刻な状況ではない。また国としての結束も固く、26日の午後には食糧を積んだトラッ クが被災地に向かった。国の様々な地域から医師や看護師がボランティアに参加し、政府は29日の時点でNGO会議をひらき、医師・看護師は足りていると述べた。政府はまた、電気や道路の復旧にも早急に着手しているようである。(1月6日付)
MSFフランス支部
(1月10日付)
ニーズが存在しまだ誰も援助を始めていない地域を特定するには時間がかかり、活動開始までに日数を要した。
来週には学校が再開されるため、学校に避難している人々は移動することになる。政府がこれらの人々の移住先を手配する。政府は危険のため人々が破壊された家々に戻らないよう説得している。新たな住居は海岸から内陸に1キロほどの場所に設置されているようである。
現地には多くのNGOがおり、活動するスポットを模索している。食糧やその他の援助物資が連日到着している。MSFが調査を行った数十地区には医療面の緊急事態は見られなかった。
地域的・国家的結束が大きな助けとなっている。「医師は要らないが、お金が必要だ」との声が聞かれる地域もあり、医療チームの活動は限定されている。
- クチュクバリ(Kuhchevali)
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- トリンコマリー近くの町、避難民3,000~3,500人。約30%が破壊され、孤立している。
- チームは津波の被害にあった病院の清掃を3日間かけて行い、1月8日に最初の診察を行った。インド軍の援助が開始されるのにともない、外来や入院診療を開始する計画は見直ししている。- テント600張りを配布した。また住民および病院施設のための浄水供給や簡易トイレの設営も続けられている。次の段階の援助として、仮設住宅の建設も計画している。
- ティリヤイ(Tiriyai)
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移動診療、テントの配布、浄水の供給やトイレ設営を行っている。仮設住宅の建設も計画している。
- バティカロア(Batticaloa)
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1月9日、バティカロア南部から橋でつながっていたコダイカラール(Kodaikalar)島(人口約一万人)に常設の診療施設を立ち上げ、外来診察を開 始した。橋と島の約半分は津波で破壊された。約千家族へのテントの配布、3ヶ所の給水ポイントの設置と仮設トイレの設営を行う。仮設住宅の建設も計画している。
- バハライ(Vakharai)
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バティカロアとトリンコマリーの中間地点の町で、橋が破壊された。移動診療をの実施を計画している。
- ジャフナ
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現在、調査を実施中。
MSFスペイン支部
(1月10日付、一部を除く)
- アンパラ(Ampara)
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9日、プラスティック・シートや2ヵ所に設置する仮設病院用テントがコロンボに到着した。
チームはアンパラ北部沿岸のKalmunai周辺で活動している。Sainthamaruthuと Nintavurには仮設病院を、MaruthammaniとKomariには外来施設を設置する予定である。これには医療機器、家具、給水設備、汚物処 理区域、電力供給システムの提供が含まれる。
Pottuvil、Thirukovil、およびAkkaraipatuでは、病院のベッドやシーツ、ストレッチャーなど、津波で破損し必要とされ ている物品を提供する。各病院は、被害をまぬがれ平静に戻っている町中で業務を再開する予定である。需要があれば、保健施設や移動診療用に必要な医薬品や 基本的な医療器具を提供する。
チームは、被災者・避難民の診察と急患の搬送(8つの拠点都市への搬送)を行う13の移動診療ネットワークをサポートしている。また伝染病発生を防ぎ、発生した場合は早急に対処するための伝染病監視システムにも協力している。
チームは、避難した人々が身を寄せている場所で、給水ポイントの設置や、仮設トイレの設営、飲料水用プラスティック容器・バケツ・石鹸・塩素消毒液 などの提供をおこない、水・衛生環境の維持に努めている。約6千家族(2万4千人)に対し、蚊帳とテントの配布を予定している。対象は1万家族に増える可 能性もある。
アンパラ地区南部のPottuvilでは調査活動の結果、約2千家族に切迫した援助の需要があることが判明した。チームは数日内に活動を申し出る。
アンパラ地区(人口50万人)の状況は混乱しており、主要な病院は破壊されてしまっている。家を失った人の数は非常に多いが、学校や教会などに広範 に散って少人数のグループで避難している。(12月30日付)政府の推計では18万3千人が避難生活を送っていると見られる。援助は不足している。チーム は食糧以外の援助物資の配給や、病院再開への協力を計画している。物資は5千家族に配給する予定だが、場合によっては1万家庭に増やす。これまでに13ヵ 所に移動診療所を開設し、また2つの仮設病院の設営を予定している。
各診療所では平均して1日150回の診察を行っている。(1月2日付)チームは、伝染病発生の監視システムの立ち上げ、及び60の施設への水・衛生設備の提供を計画している。(1月2日付)
テント・毛布・燃料などを含む33トンの貨物はコロンボに到着した。この後6台のトラックに分載され、5日までにアンパラ地区に到着する予定である。(1月2日付)
近々、心理ケアの需要に関する調査の実施を予定している。(1月5日付)
MSFスイス支部
ハンバントタ(Hambontota)では診察と水・衛生設備の改善をおこなっている。(1月10日付)
Tangallaでは180家族分の仮設住宅の設営を予定している。(1月6日付)
Mataraでは3,200人の避難民への援助を行っている。(1月6日付)
心理ケアの需要に対応するべく、地元の医師との連携を確立しようとしている。(1月6日付)
コロンボ、ガレ(Galle)間の沿岸地域の調査を予定している。(1月6日付)
北部ジャフナ(Jaffna)での調査は終了し、チームは次に、隣接するポイントペドロ(Point Pedro)に移った。(1月6日付)
ガレやハンバントタ地域に最初に焦点をあて、その後MSFフランス支部とバティカロア周辺での活動に関して調整を行う予定となっている。(12月30日付)
MSFオランダ支部
(1月6日付)
政府軍とLTTEの対立が高まっているとの報告があるが、援助活動への影響は出ていない。チームが滞在しているMullativuには多くの援助が届いている。
チームはMullativu・Killinochchi間の調査を行っている。
スリランカ北東地域は少しづつではあるが回復に向かっており、多くの援助が入っていることもあり、緊急援助の需要は満たされている。
タイ
- 派遣ボランティア 3人(12月31日到着)
3名のスタッフ(MSFフランス支部2名、MSFベルギー支部1名)によるラノンからプーケット北部にかけての調査が実施された。3つの州立病院と 1つの地元病院を訪れている。各病院は、一日平均600人から1,000人の患者を収容しており、26日から28日にかけては300人から400人の患者 を受けいれている。(12月29日付)
調査チームは多くの漁村が被害に合い、現在はほとんど無人化してしまっているタクアパ地域も訪れた。1艘18トンの重量の漁船がいくつも津波の勢いで建物の屋根にまで吹き飛ばされている。行方不明者が依然数多く報告されている。(12月29日付)
チームは来週、プーケット北部で2度目の調査を行う予定。同地には、津波から逃れた不法滞在者が集まっていると伝えられている。(1月5日付)
一般に、十分なリソースと物資の到着をともない緊急事態への対応は迅速でよく組織されている。MSFの介入の必要性は限定的なものである。(12月29日付)
タクプア州立病院の調査は、現時点では追加の人材提供は必要としていないことを示している。(12月30日付)MSFフランス支部はパン・ナ地方病院に医薬品の寄付を行っている。(12月29日付)
MSFベルギー支部
必要であれば医師1名と看護師3名を派遣すべく待機中。(12月30日付)当局からの要請があれば、MSFは物資を必要としている3つの病院に医療物資を提供する用意がある。(12月31日付)
ミャンマー
- 派遣ボランティア 3人(12月31日到着)
調査では津波による本土沿岸への大きな被害は認められなかった。発表された公式死亡者数は34人(非公式には90人)である。この数字は内陸沿岸部での被害状況を表しており、ミェイクとカウツァンに向かいあう群島の状況を示すものではない。(12月30日付)
MSFスイス支部
12月31日、ミャンマー南端のカウツァンに到着した。調査では、ミャンマーには津波による最悪の被害はもたらされなかったと判断された。(1月6日付)
インド
- 派遣ボランティア 8人(本土に4人、アンダマンに4人)
コレラの集団発生という未確認の報告に根拠はないようである。(1月2日付)
MSFベルギー支部
ベルギー支部は当局に対し、タミールナドゥ州での感染症発生の早期警告実施への支援を申し出たが、当局は申し出を断わった。(1月10日付)
MSFオランダ支部
タミールナドゥ州で3人の派遣ボランティアからなるチームが活動。心理ケアプログラムが進められている。(1月8日付)
- アンダマン・ニコバル諸島
- 12月31日からアンダマン諸島で活動。4人の派遣ボランティアからなるチームが送られたが、まだPort Blairに留まっている。交通手段は限られており、物資も少ない。インド人スタッフが早々に到着する予定。(1月7日付)
その他
200人から300人、‐主に漁民‐がソマリアで死亡したと考えられている。チームがこれまでに目撃した限りでは、家屋への軽度の損壊が認められるが、大きな被害はない。地震関連の活動はどのMSFの支部でも計画されていない。(12月29日)
関連情報
- 2009年11月6日
- インドネシア:スマトラ沖地震 被災地で活動を続ける現地人医師からの報告
- 2009年11月2日
- インドネシア:スマトラ島沖地震後1ヵ月間の活動概要
- 2009年10月30日
- フィリピン、インドネシア、サモア、インド被災地におけるMSF緊急チームの援助活動
- 2009年10月14日
- インドネシア:スマトラ島沖地震被災者の証言
- 2009年10月14日
- インドネシア:スマトラ島沖地震 MSFは援助の届きにくい地域に活動を集中(10月9日現在)















