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世界エイズデー2003

2003年12月掲載

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世界エイズデー2003

動画インタビュー1(英語)

MSF インターナショナル会長モルテン・ロストルップ医師がナイロビから送る世界エイズデーメッセージ。「エイズ治療を開発途上国の患者の生活に適応させることが重要」
動画インタビューを見る動画ファイルが開きます

動画インタビュー2(英語)


「より多くの人が治療を受けられるよう、ジェネリック競争で3剤混合薬の価格を下げることが不可欠」
動画インタビューを見る動画ファイルが開きます

関連情報

必須医薬品キャンペーンPDFファイルが開きます:MSFの取り組み(英語)

ボランティアの声新しいウィンドウが開きます:「ARV治療を南アフリカ共和国に」(英語)
南アでの活動に参加したエリック・ゴメール医師の声。MSFアメリカ支部のホームページにジャンプします。

MSFエイズ治療マップPDFファイルが開きます(英語)

関連サイト

MSF必須医薬品キャンペーン
必須医薬品キャンペーンに関する日本語のサイトです。

必須医薬品キャンペーン インターナショナルホームページ新しいウィンドウが開きます
必須医薬品キャンペーンに関するより詳細な情報が掲載されています。(英語)

NGO

ニュースリリース

エイズ治療法を貧困国に適応させる必要性:数百万の命のために

数百万人のエイズ患者の命を救うには、抗レトロウイルス薬(ARV)を使った治療が有効である。しかしこの治療方法は、開発途上国で暮らす人々の生活状況 にもっと適応させなければ、実際の効果があがらないと国境なき医師団(MSF)は考えている。MSFはこの考えに基づき、MSFが運営するいくつかのプロ ジェクトでARV治療を受ける患者の数を、2003年末までに4倍以上に増やす予定である。

「世界全体がエイズ治療に対するアプローチを変えなければ、治療を必要としている数百万の人々に治療を行き渡らせることはできません」。MSFインターナ ショナル会長のモルテン・ロストルップ医師は語る。「適応とは、1日あたりの薬の数を減らし、検査を減らし、受診を無料にすることです。そして、それらを 人々が住んでいる地域の病院や保健センターで行うことです。」

MSFはこうした試みを既にいくつかのプログラムに導入している。マラウィでは、三剤混合薬(triple fixed-dose combination)を1回1錠、1日2回服用する方法で2000人の治療を行っている。

グアテマラ市内の病院の薬局にて。
マーレーンは医薬品に手が届く HIV / エイズ患者の1人だ。

開発途上国で行われている他のエイズ治療とは異なり、このプログラムでは検査室での検査を最小限に留めている。そして、HIVテストの結果が陽性で、訓練 を受けた看護師や病院スタッフによる臨床的評価が下されれば、すぐに治療が開始される。そのため治療を受ける患者の数は飛躍的に伸び、先月だけで250人 が新たに加わった。

「ここではエイズ治療法を、実際の生活環境に適応させています。」MSFマラウィの活動責任者は語る。「三種混合の薬を使用すること、そして病院スタッフ や看護師に高度な訓練を行い、より多くの信頼を置くことによって、新たな患者を迎え、治療し続けることができるのです。

マラウィのMSFではARV治療を無料で行っている。このプロジェクトにおける患者1人あたりの薬価は年間288米ドルである。マラウィ政府が現在、世界 エイズ・結核・マラリア対策基金の援助を受けて保健省の治療プログラムを導入する過程にあることを考えると、ARVにかかる費用はあまりに多額である。 MSFでは、業界の専門家による情報を元に、年間1人あたりの治療費を70米ドルまで下げることが可能であると推定している。この目標値を達成すれば、現 在と同じ政府予算で、4倍の人数を治療することが可能になるのである。

MSFは、世界保健機関(WHO)が新たに掲げる、開発途上国でのエイズ治療拡大という野心的な目標を支持しており、これまでに得た専門知識と経験を WHOのエイズ治療チームと共有してきた。MSFはまた、患者を多く抱える国々の政府に協力し、国内での治療拡大を支援している。

現在MSFでは、19カ国、42のプロジェクトで9000人以上の患者を治療している。その数は今年末までに11,000人にのぼると見られ、今年1月の 2,700人に比べ大幅に増加する見通しである。さらに2004年末までには、治療患者数を25,000人以上に増やす計画である。MSFではこのARV による治療を、任意カウンセリング、任意検査、予防教育、日和見感染の治療、食事指導などを含む包括的なHIV/エイズプログラムの一環と位置付けてい る。

MSFがWHOに提出した治療手順簡略化に関する技術提案書については、以下のサイトの「ARV simplification in high-prevalence countries」を参照ください。 http://www.accessmed-msf.org/documents/Nairobiworkshopreport.pdfPDFファイルが開きます

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