調査報告書

国境なき医師団は、活動現場で目撃した危機的状況を国際社会に伝えるため、個別のテーマで独自に調査・編さんした報告書を随時発表しています。

ピックアップ

MSF internal review of the February 2016 attack on the Malakal Protection of Civilians Site and the post-event situation

(報告書『南スーダン・マラカルの国連民間人保護区域における、2016年2月の武力衝突と事後に関するMSFの省察』)

MSF internal review of the February 2016 attack on the Malakal Protection of Civilians Site and the post-event situation

2016年2月17日と18日に南スーダン・マラカルの国連民間人保護区域で起きた武力衝突は、国境なき医師団(MSF)の南スーダン人スタッフ2人を含む25人から65人ともみられる犠牲者を出した。MSF病院に搬送された負傷者は合計108人にのぼり、2万9000人あまりが国内避難民となった。本書では、MSFの調査を通して、MSF自体の緊急対応を顧みるとともに、一連の出来事を取り巻く状況および、他機関・団体の役割について考察する。

Report: MSF internal review of the February 2016 attack on the Malakal Protection of Civilians Site and the post-event situation

Voices of the people: "Security is the most important thing"―― Findings from MSF survey in the Malakal UN Protection of Civilian

(報告書『「最優先の課題は治安だ」――南スーダン・マラカルの国連民間人保護区域におけるMSFの避難民聞き取り調査』)

Voices of the people: Security is the most important thing―― Findings from MSF survey in the Malakal UN Protection of Civilian site

南スーダン・マラカルの国連民間人保護区域に身を寄せる国内避難民について管理当事者間での議論は行われているものの、そこには避難民の声は反映されていない。多大な犠牲を出した2016年2月17日と18日の武力衝突は、この状況をさらに喫緊の課題とした。国境なき医師団(MSF)は同年5月18日から23日にわたり、保護区域に暮らす避難民に聞き取り調査を実施。彼ら自身が将来に関する検討に参画できるよう、本書では「暴力と情勢不安」「生活環境」「保護区を去る決断」の3つを軸に避難民の声を報告する。

Report: Voices of the people: "Security is the most important thing"

報告書『数字で見るエボラ出血熱対応(2014年-2015年)――西アフリカのエボラ流行に関する国境なき医師団の主要財務データ』

報告書『THE RIGHT SHOT――より安価で適合性の高いワクチンを』

西アフリカでは2014年からエボラ出血熱の流行が深刻化し、国境なき医師団(MSF)は最も深刻な影響を受けたギニア、シエラレオネ、リベリアに加え、ナイジェリア、セネガル、マリへの流行拡大にも対応しました。

MSFはエボラ治療センターの運営、サーベイランスと接触者の追跡調査、健康教育や心理ケア、回復者支援にあたり、エボラ治療センターには1万310人が入院、うち5201人がエボラ症例と確認されました。これは世界保健機関(WHO)が確認した全症例の3分の1に相当します。

2014年3月から2015年12月までに、MSFは約1億400万ユーロ(約132億2400万円)をエボラ出血熱への対応に投じました。本報告書ではこれら対応について、財務の面を中心にご報告します。

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報告書『シリア内戦2015:国境なき医師団(MSF)支援先施設における死傷者の記録』

報告書『シリア内戦2015:国境なき医師団(MSF)支援先施設における死傷者の記録』

シリア内戦はついに6年目に突入し、いまなお終息の道筋が見えていません。国境なき医師団(MSF)は直営の医療施設や支援している病院などを通じ、紛争の被害を受けた人、医療を受けられなくなっている人へ、医療・人道援助の無償提供を続けています。

MSFがシリア国内で支援している医療施設(※1)は約70軒あり、患者数、容態、経過などを記録しています。それらの中から、シリア内戦に起因すると判断される事例(※2)を集計し、報告書にまとめました。集計の対象期間は、2015年1月1日から12月31日の1年間としました。

  • MSFから少なくとも1年以上、物資、資金、資材などの援助を受けている医療施設
  • シリア内戦に関連する暴力が原因となっていると診断された負傷者や死亡者で、民間人・戦闘員の区別はしていない

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報告書『アフガニスタン・クンドゥーズ州におけるMSF外傷センター爆撃に関する内部調査 第1次報告書』

報告書「スーツケースか棺桶か――チャドとカメルーンの中央アフリカ難民」(2014年7月発表)

本書は、2015年10月3日にアフガニスタン・クンドゥーズ州で起きた、米軍による国境なき医師団(MSF)外傷センター爆撃に関する第1次内部調査報告書である。調査は、現地雇用スタッフと外国人派遣スタッフからの聞き取りのほか、組織内外の情報、爆撃前後に撮影された外傷センターの写真や衛星画像、電子メールの通信記録と電話の通話記録に基づく。本書は、クンドゥーズ州におけるMSFの活動実績に始まり、爆撃前後の経緯を時系列で振り返る内容となっている。

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