MSF日本設立25周年:支援者の方々からのメッセージ

2017年10月31日掲載

国境なき医師団(MSF)の医療人道援助活動が実現できるのは、支えてくださる多くの方々のおかげです。MSF日本が設立25周年を迎えるにあたり、MSFにまつわる思い出やご支援に込めるお気持ちをお寄せくださいとお願いしたところ、多くの方から、あたたかいお言葉を頂きました。全てをご紹介できず心苦しいのですが、幅広い世代のお声をご覧ください。

MSFに託してくださる皆さまの思いが、命の危機に直面する人びとを支える大きな力となります。
今後とも、より多くの皆さまからのご理解、ご支援を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

特集 MSF日本設立25周年

実際に役に立っていると実感

以前、MSFの広報誌に載っていた活動スタッフの手記で、「MSFの仕事は大火事に小鳥が水をかけているようなものだ」という例えがありました。「いくらかけても効果は微々たるもので火事は消えないかもしれないが、でもやり続ける」という意味です。しかし、広報誌等での報告を見る限り、実際に効果がある活動を的確に行っていると思いますし、私も実際に人びとの役に立っていると感じるから支援しています。現実的に悲惨なことをなくすため、有効な活動であると思います。 引き続き、このような活動を進められることに期待しています。

(匿名希望/40代男性)

社会の理不尽さや愚かさに怒り

寄付を始めたのは約2年前です。「何かしたい」という思いはあるものの、どこに寄付をすれば確実に現場へ届くのか分かりませんでした。ある日、街頭で募金活動をしている方から、国連からも、どの国からも独立していて活動の制約がない団体だと伺い、是非ここに寄付したいと思いました。それがMSFでした。活動報告を読むと、人間社会の理不尽さや(自分も含め)人間たちの愚かさに怒りを感じるとともに、スタッフの方々の尊い働きに慰められます。皆さまのご活躍に心より感謝致しますとともに、危険な場所でのご無事を心より祈っております。

(東京都・加藤弥生さん/50代女性)

自分の患者さんを思うように

子育て中の母で内科医です。この世界のあちこちで子どもたちがおかれている惨状を知るたびに苦しさと痛みで胸が締めつけられます。私が我が子を思うように、自分の患者さんを思うように、わずかな額ですが、この思いが届きますように。私にも何かできることがあるのではという葛藤もありますが、今はこの場所で私の手の届く人たちの力になるように頑張りたいと思います。

(匿名希望/40代女性)

年金暮らしでも、できる範囲で

私たちは少ない年金暮らし、でも、まだまだ贅沢していると思うので、できる範囲で、わずかですが、ご支援させていただきたいと思っています。活動されている方々には感謝申し上げます。まだまだ遠い世界平和が来ることをお祈りしております。

(北海道・小林良子さん/70代女性)

継続は力なり!

MSF日本設立25周年、これはMSF自体の活動が連綿と継続されていること、またその活動に日本の医療関係者をはじめ、心ある人びとが少なくとも25年間は組織だった形で積極的に参加されてきたことの証だと思います。心から敬意を表したいと思います。今の自分には毎月ささやかな支援をさせていただくことしかできませんが、それでも継続は力なり!皆さんの活動の支えになると信じて、これからも応援していきます。

(神奈川県・永井潤也さん/60代男性)

働くことが誰かの役に

設立25周年おめでとうございます。外国語も得意ではなく、仕事の内容もほぼ国内市場向けで、国外で困っている人に自分ができることがあるとは思ってもみませんでしたが、MSFへの寄付という形でわずかでも役に立てていると思うと、働くことが誰かの役に立っているということを感じることができます。スタッフの皆さん、これからもがんばってください。

(千葉県・岡本 武洋さん/30代男性)

子をもつ親として……

チェルノブイリ事故の時にMSFの存在を知り、そこから寄付を始めました。子をもつ親として、苦しんでいる国の子どもたちを救いたいと思ったからです。穏やかな日常が奪われた人びとが安心して暮らせる日が来ることを願わずにはいられません。寄付という形でしか今の私にはできませんが、これからもMSFの活動を応援していきます。

(匿名希望/50代女性)

昔の事務局を思い出します

MSF日本ができてあまりたっていない頃の事務局を訪ねた時のことを思い出します。まだ、今のようにビルに入居しているのではなく、古い一軒家を借りて数名が仕事をしていました。「フランス語はできますか?」と聞かれた記憶があります。現在、常勤で助産師として働いているので活動には参加できませんが、陰ながら応援し続けていきます。これからも頑張ってください。

(東京都・小平美香さん/50代女性)

人命を守ることが何よりも優先

戦争や紛争という激しく容赦なく弱い人びとを追い詰める環境の中でこそ、人命を守ることが何よりも優先されるべきなのに、弱者には救いの手は伸べられることが少ない。そんな困難な条件下で自らの身を危険にさらしながらも援助に専心されているMSFの皆さまに敬意を表します。25年を足がかりとして、この世界に援助を求める弱者がいなくなるまで継続してください。

(大阪府・村上譲さん/60代男性)

ただ生まれた場所が違っただけ

私は、明日が来ることに何らの疑いを持つことのない、安全で平和な場所で暮らしています。けれど、それが当たり前でない環境下にある人びとがいるという事実を、MSFの活動を通して痛感しています。空から爆弾が降って来る、足元に埋められた地雷が爆発する、いつ何時、拉致や暴力、性的被害に遭うか分からない。適切な医療を受けられれば癒える病やけがに怯える。ただ生まれた場所が違っただけで、日々、命の尊厳の危機にさらされている人びとがいる。私にできることは、そのような境遇にある人びとを助けることのできるMSFに寄付を続け、その活動、その現実に関心を持ち続け、でき得る範囲で周りの人に広めることだと思っています。いま、この瞬間にも絶望に立たされている人びとを、1人でも多く救っていただきたい。その思いを託し、これからも支援を続けていきます。

(北海道・石塚萌子さん/30代女性)

特集 MSF日本設立25周年

関連資料
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