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ジンバブエ

外国人派遣スタッフ 39人
現地スタッフ 226人

過酷なまでの貧困、政治的暴力、そしてHIV/エイズが、ジンバブエの多くの人びとの健康に多大な影響を及ぼしている。ここ数年の飛躍的なインフレ率により、診察費、入院治療費、臨床検査費、さらに交通費のほとんどを自己負担しなければならず、大多数の人びとにとって医療は手が届かないものになっている。

2005年5月から7月の間に、ジンバブエ政府が多くの都市で違法入植地と市場を撤去したことで、およそ70万人が家を失った。国境なき医師団(MSF)は、首都ハラレ近郊の避難民を援助し、エプワース地区、ホープリー農場、ベラペイズ農場の各入植地で、2006年1月・月にかけて2万件以上の診察を実施した。MSFチームは、毛布とプラスチックシートの配布も行った。

2006年2月初旬、豪雨により同国の都市部と農村部でコレラが流行した。MSFはマニカランド州、マショナランド東部州、さらにハラレのエプワース地区にコレラ治療センターを設置し保健省の支援を行った。各チームは治療と物資の供給、患者の搬送や保健スタッフの指導も行った。MSFは保健センターにおいて給水設備の設置・修繕を行い、健康促進活動を組織した。2006年7月までに、900人以上のコレラ患者が治療を受けた。

HIV/エイズ治療

ジンバブエの成人人口の4分の1近くがHIVに感染しており、毎週3200人以上がHIV/エイズに関連した病気で亡くなる。マタベレランド北部州の南部にある都市ブラワヨ、ミッドランズ州のグウェル、マタベレランド北部州のタショロトショとマニカランド州のブヘラにおいて、MSFは数千人にHIV/エイズに関連した治療を、約3千人に抗レトロウイルス(ARV)薬による治療を行っている。 栄養プログラムで受け入れた栄養失調児にはHIV/エイズの検査を行い、必要に応じて治療を行う。MSFは臨床検査設備を改善し、地方の診療所でも治療を提供できるようにするための取り組みを支援し、遠隔地で暮らす人びとにもHIV/エイズ治療が届けられるよう努めている。

MSFは2000年からジンバブエで活動を行っている。