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ウズベキスタン

外国人派遣スタッフ 14人
現地スタッフ 163人

国境なき医師団(MSF)は、ウズベキスタンで活動を行う数少ない人道援助団体の一つである。ウズベキスタンでは1990年代に、経済事情の深刻化と結核対策の悪化が重なり、結核の発症率を高めることとなった。これは、アラル海の深刻な環境破壊がもたらした経済問題に直面するカラカルパクスタン地方において最も顕著である。

MSFが2001年から2002年にかけてカラカルパクスタンで抗結核薬の耐性調査を行った結果、多剤耐性結核の割合が最も高い地域の一つであることが明らかになった。これまでに一度も結核治療を受けたことのない患者の13%、そして結核治療を過去に受けたことがある患者の40%が多剤耐性結核に感染していた。多剤耐性結核は、最も効果の高い二抗結核薬、イソニアジドとリファンピシンに耐性を持つと定義される。これは不十分な患者管理、投薬計画の不徹底、不十分なプログラム管理、あるいはこれらの要因が組み合わさったことによるもので、自然に発生したものではない。

MSFは2003年にウズベキスタンで多剤耐性結核の治療プログラムを開始し、カラカルパクスタン自治共和国のヌクス市とChimbay地区での活動に焦点を当てている。2006年5月までに、合計で246人の多剤耐性結核患者がこのプログラムで治療を受けている。

多剤耐性結核は非常に難しい病気である。治療は非常に不快な副作用を伴い、最大で6~12ヵ月間入院する必要がある。その後、患者は約1年外来治療を受けなくてはならない。MSFチームは、患者やその家族に心理社会的な支援を提供することで、患者の生活の質を向上させるよう努力を続けている。2005年から2006年にかけては、自宅で生活しながら週6日の服薬治療を続けなければならない患者の管理に重点を置いている。

MSFは先頃保健省と連携し、ヌクス市の第一結核病院に入院病棟を新たに開設した。この病棟には特定の治療薬に耐性をもつ薬剤耐性結核の患者用に30床のベッドが備えられている。

MSFは1997年からウズベキスタンで活動を行っている。