概要

国境なき医師団とは

医療援助を第一に
国境なき医師団(MSF)は、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体です。危機に瀕した人びとへの緊急医療援助を主な目的とし、医師、看護師をはじめとする4600人以上の海外派遣スタッフが、2万4千人の現地スタッフとともに、世界65ヵ国で援助活動を行っています(2008年度)。1971年にフランスで設立されました。
独立・中立・公平
MSFは誰からも干渉や制限を受けることなく、助けを必要としている人々のもとへ向かい、人種や政治、宗教に関わらず分けへだてなく援助を届けます。
世論に訴える
援助活動の現場では、虐殺や強制移住など激しい人権侵害を目の当たりにすることもあります。MSFはそのようなとき、医療だけでは人びとの命を救うことが出来ない現状を国際社会に証言します。
世界19ヵ国に支部
MSFは世界19ヵ国に支部を持つ国際的な組織です。このうち、フランス、ベルギー、オランダ、スイス、スペインの5支部は「オペレーション支部」として医療チームを編成し医療援助プログラムの実施を担当しています。オペレーション支部以外の支部(「パートナー支部」)は、自国で援助活動への参加者を募集するほか、広報活動、現地医療援助プログラムへの資金援助などを行っています。
本部は存在せず、それぞれの支部が国際憲章に基づき独立して活動を行いながら緩やかなネットワークで結ばれています。また、各支部の連絡調整機関として「MSFインターナショナル」がスイスに設置されています。
医療活動を支える物流・研究
迅速で、効果的な医療活動を実現するために不可欠なのが、物資輸送・管理の中核となる「ロジスティックセンター」、疫学専門の研究所である「エピセンター」のバックアップです。

国境なき医師団日本とは

国境なき医師団(MSF)日本は1992年に設立されました。19ヵ国にある支部のひとつとして1997年には独立組織となり、1999年10月に東京都から特定非営利活動法人として認められ、さらに2002年7月25日には認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)として国税庁の認定を受けることとなりました。 MSF日本は援助活動への参加者の募集、広報活動、現地医療プログラムへの資金援助を行っています。これまで武力紛争地域、難民キャンプ、開発途上地域などに多くの日本人が派遣されました。また、世界各地で起こっている悲惨な状況や危機に瀕した人々の現状、そしてMSFの活動状況を広く伝えていく広報活動は、少しでも状況を改善できるよう、世論に訴えることを目的としています。さらに、この広報活動を通じてMSFの活動への賛同を募り、必要な援助を行うための資金を集めています。

会長 井田 覚
副会長 久留宮隆(医師)/黒﨑伸子(医師)
事務局長 エリック・ウアネス
連絡先 事務所所在地、地図、お問合せ先一覧をご覧下さい。
支援者数
(2008年12月末時点)
ニュースレター購読者数:186,404人
寄付者総数(累計):232,969人
派遣者数(2008年度) 52名(延べ65回)
収入(2008年度) 収入合計:32億3526万円
うち、寄付金収入:31億9749万円
(寄付金収入の98%を、個人を中心とする民間の支援者からの寄付が占めている)
※会計の詳細については会計報告をご覧ください。

国境なき医師団 日本支部 年次活動報告書(日本語)はこちらから

国境なき医師団 アクティビティ・レポート(国際版・英語)および日本語要約版はこちらから

国境なき医師団 監査済み会計報告書(日本支部版・日本語/国際版・英語)はこちらから