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チャド:首都ンジャメナとチャド東部、隣国カメルーンにおけるMSFの活動状況 -2月8日現在-

情報発信日 2008年02月14日

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ンジャメナ:

首都ンジャメナではこの5日間、事態は落ち着きを見せている。町は徐々に活気を取り戻し、外出する住民の数や交通量も日に日に増している。場外市場も再開されたが、ほとんどの店は未だに閉店したままである。食糧やガソリンなど、生活必需品の価格は急上昇している。

国境なき医師団(MSF)の活動:

2月2日以来、MSFはボン・サマリタン病院で110人の負傷者を治療した。この病院は、ンジャメナで戦闘が続いた間も閉鎖されずにいた数少ない医療施設の1つであった。戦闘終了の翌日である4日、MSFのチームはンジャメナ中心部における状況の調査を開始した。複数の医療施設に医薬品を提供し、6日には追加派遣された外科チームが、ンジャメナの主要医療施設であり、戦闘の間に多数の負傷者の治療を行った総合病院の救急病棟の支援を始め、2日間で19人の負傷者を治療した。

MSFはこの他にも、戦闘の影響を最も受けた近隣地域の1つであるチャグアのユニオン病院に、スタッフと医薬品の面における支援を開始した。ほとんどの住民が避難し、病院は先週一杯閉鎖されていたが、現在では人びとが戻りつつあり、活動を再開している。
戦闘終結から5日経っても、未だに銃撃による傷を負った患者が病院にやって来ている。

カメルーンへの難民:

数千の人びとが、ンジャメナから15km離れた隣国カメルーンの国境の町、クセリへと避難した。難民は町全体に散在しているため、その数を正確に把握することが困難となっている。多くの世帯が樹木の下を住まいとして身一つ同然の暮らしをしており、そのほとんどが食糧、清潔な水、避難所、そして一次医療を必要としている。ンジャメナに戻り始めている者も多数いる。その他の多くは家族の1人をンジャメナに送って状況を見極めているが、まだ戻ることには恐れがある。

MSFの活動:

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カメルーンのクセリに到着する避難民

1チームは、この1週間で80人を超える負傷者を収容したクセリ総合病院の救急病棟を支援している。

さらに別の2チームが、町中にいる難民や「マダナ」と呼ばれる場所にいる数千人規模の難民たちに、最も必要とされている一次医療を提供している。MSFはマダナにおいて、この他に救援物資の配布を開始し、水・衛生活動も行っている。

チャド東部の状況:

状況が予断を許さないために規模を縮小していたチームもあるが、チャド東部における活動は継続しており、アベシェ、アドレ、ファルシャナ、ゴス・ベイダ、ドグドレ、ゲレダ、イリバ、アム・ティマンでスーダン人難民、チャド人の国内避難民および現地住民に対して、一次医療、二次医療、心理ケア、水・衛生設備を提供している。

医薬品、医療器材やその他の補給物資、食糧以外の救援物資を積んだ複数の貨物輸送機が既にカメルーンに到着しており、これらの物資を数日中に配布する予定である。

現在、ンジャメナでは17人の外国人派遣スタッフが活動しており、この他20人の外国人派遣スタッフがカメルーンで難民の援助を行っている。

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